謙虚に優勝宣言！「キングオブコント」に“昭和のアイドル”コンビが挑戦
TBS系にて毎年決勝の模様が放送される「キングオブコント」。“コント日本一”を決めるこの大会の予選に、70年代のアイドル界を代表し現在女優としても活躍中の林寛子と大場久美子がコンビを結成し挑戦することが決定した。ともに現在54歳の2人が「キングオブコント2014」予選出場に向けて、都内で行われた囲み取材に応じた。
今回予選大会に挑戦しようと思ったきっかけを聞かれると大場は「何よりもかんこ(林)のトークが面白くて！ もし出場できれば日本中が元気になるんじゃないかなって思ったんです。以前から『トークだけで全国を回ろう』っていう企画を考えてはいたのでこのお話を聞いて挑戦してみたいと思いました」と話し、林は「実は私たちのライブにはトークを目当てで来てくださるお客さんがすごく多いんです。そういうファンの方にも“老舗の昭和の笑い”を見せられるのかなって。ただ、今は平成なのでそこは『お姉さんたちが教えてあげなくちゃっ！』ていう感じで新旧取り混ぜてネタを作って披露したいですね(笑)」と意欲十分。
コンビ名は「○1○2」(まるいちまるに)。林は「私が結婚1回で久美子が2回目というところからきているんです！ 表記は“まる”であって、“ゼロ”じゃないですからね(笑)」とコンビ名の由来を明かす。
2人は予選に向けてすでに練習も始めており、大場は「かんこが経営しているお店で練習をやることが多いですね。夜からやっているお店なので、昼間に会って会議をしたりしています。あと、ランチをしている時の会話で面白かったことを『いまのメモって～』ってマネジャーさんにお願いしたりすることも多いですね」、林は「コントはドラマを縮小したものだと思っているので、演技力が一番問われると思います。なので女優魂を発揮して頑張りたいですね。久美子とは10代のころから一緒なので、気を使わずにネタ作りに取り組めています」とそれぞれ予選に向けてコメントした。
今大会の目標として林は「謙虚に優勝ですかね(笑)。ハードルを上げて、モチベーションも上げていかないと駄目ですからね！ あと、コントをやってその中から流行語大賞も狙います」と冗談を交じりに優勝宣言。そんな林に対し大場は「(林は)本当に野放し状態にしたほうが面白いと思うんですよね。私と話していてもすごい速さでツッコミを返してくるんです。なので台本というよりも、いかに自然体の姿を見せられるかがポイントかな」と相方の林を絶賛した。
最後に優勝賞金の使い道を聞かれ「優勝賞金で“劇団○1○2”の旗揚げをしたいです。ちなにみこの劇団員は、結婚しているもしくはしたことがある役者に限定して結成しようと思ってます(笑)」と林は大きな夢を明かした。
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'14年10月、TBS系にて放送予定
