閉じる

「花子とアン」出演の吉田鋼太郎が告白! 「仲間由紀恵さんが好きです!」

2014/07/17 17:25

反抗的な蓮子の態度に怒りを覚えるも大好きな顔をたたけず…
反抗的な蓮子の態度に怒りを覚えるも大好きな顔をたたけず… (C)NHK

高視聴率をキープし続ける連続テレビ小説「花子とアン」(NHK総合ほか)。今週からは、蓮子(仲間由紀恵)が東京で出会った青年・龍一(中島歩)と駆け落ちし、夫である伝助(吉田鋼太郎)に絶縁状を送りつける。

だが、見ている女性の多くは伝助に何となく引かれ、駆け落ちしなくても?と思っているに違いない。そんな気持ちも含めつつ、吉田鋼太郎に伝助役についてインタビューを敢行。

政略結婚によって夫婦となった伝助と蓮子だが、その結婚生活は順調とは程遠いもので、蓮子の気持ちは伝助から離れている。だが、そんな伝助を魅力的に演じているのが吉田鋼太郎だ。見ていると「あれ?伝助ってツンデレなの?」と、思うところも。伝助を演じるにあたり、吉田もモデルである伊藤伝右衛門の伝記などを読んだという。

「彼の家はすごいんですよ。まだ残っていて、観光地のようになっているんです。随所にとってもセンスのいい細工が施してあったり、暖炉に石で花模様があしらってあったりして、どうやら白蓮さんを迎えるために作った家みたいなんですね。僕は、台本を読んでいるうちに、蓮子さんに対して、優しい要素が増えてきているように感じていて。でも、そこを意識して演じてはいけないので、あくまでも自分は炭鉱夫あがりの野卑な部分は押さえつつ演じる、というのはあります。でも、そんなシーンなかなかないんですよね。怒鳴ったり、女性をモノのように扱ったり、芸者遊びをしたり、という。女中頭のタミ(筒井真理子)さんとは、僕の中では、きっとデキていると思っているんですけど(笑)。本当のところは視聴者の方に感じとっていただければ…」

7/28(月)からの18週では、伝助の「事件」を終結させる場面がとても印象的だ。あんな風に言われたら、見ている側だと「蓮子、戻るんだ!」と思ってしまうのだが―

「男の中の男ですよね。日常生活の中では絶対に言えないし、あったとして言えるかどうかと言ったら言えないです。あのセリフを言えたことは俳優として嬉しい。あの場面は演じてて好きでしたし、気合が入りました。僕、19週(8/4(月)~)にも出るんですが、そこもステキなんです(笑)」

一方的な伝助の思いは、蓮子には届かないが、そんな伝助について可愛くも、可哀想と語る。

「伝助にとって、蓮子さんは今まで見たことも付き合ったこともない女性なんです。蓮子さんに『あなたは私のどこを好きになったんですか?』と詰め寄られるのですが、そこで『お前の身分と容姿以外、どこを愛せと言うんだ』と答えるんですが、男としてはそう言いたいですよね。顔が好きだってバシっと言える人っていないですから。内面、と言いますけど、好みの顔じゃないとね(笑)。彼は、それを正直に言える人。逆に言うと、内面というのを説明できない。お金持ちだから女性も買えると思っているし。でも、蓮子さんのことが好きで好きで仕方ない、でも説明ができない、っていうのは彼の可愛らしさであり、可哀想なところでもありますね」

男の本音を、照れながらこう話す吉田に、自身を面食いかと問うと―

「僕は面食いではありませんが、好みの顔はあります。諸事情あって好みの顔じゃないこともありますが、『俺の好きな顔』の方がいいです(笑)。僕は鼻が上を向いている女性が好きなんです。メグ・ライアンとか、ファニーフェイス的な。いわゆる美人というよりは、生意気かもしれない、みたいな。僕の顔がそういう顔じゃないので、自分と似ていない顔が好きです」

これだけの高視聴率が続いている「花子とアン」だが、その作品の魅力を吉田はこう語る。

「僕は大好きな作品なんです。自分が出ているからということではなく、割と奇をてらわずに作ってらっしゃると思うんです。みなさんの演技も、作品に沿って誠実に演じてらっしゃると思います。それがとても作品に反映されていて。例えば、僕は「おはなはん」とかが好きで。朝ドラ=素朴なもの、というイメージがあるんです。「花子とアン」は僕が昔見ていたような朝ドラのような気がして、スっと入っていける。年齢的なものもあると思うんですけど。あと、毎回毎回ほろっとさせられる、そこが好きですね」

最後に、女性がたくさん登場する本作。その中で好きな女性を聞いてみると―

「僕は仲間(由紀恵)さんが好きですね。すごい方です。あ、役の中では蓮子ではないです。タイプとしては、はなちゃんがいいです。知的だし、素直だし。蓮子さんは無理です(笑)」

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

よしだ・こうたろう=59年1月14日生まれ、東京都出身。多くの舞台にて活躍。主な映像作品に「半沢直樹」(13年TBS系)、「七つの会議」13NHK総合)など。現在、舞台「カッコーの巣の上で」~8/3(日)が東京芸術劇場プレイハウスにて上演中。(7/22(火)、28(月)は休演)、8/6(水)~17(日)は兵庫県立芸術文化センター阪急ホールにて上演。10月からは、舞台「ジュリアス・シーザー」に出演する。
連続テレビ小説「花子とアン」
毎週月~土朝8.30-8.15ほか NHK総合ほか

画像一覧
7

  • 反抗的な蓮子の態度に怒りを覚えるも大好きな顔をたたけず…
  • 【写真を見る】蓮子を捜す伝助(写真右)は、蓮子の相手・龍一(写真左)に偶然遭遇。つかみかかる
  • 政略結婚によって、親子ほど年齢が離れた伝助の元に嫁いだ蓮子
  • 蓮子の豪華な着物と美貌を招待客に見せてご満悦の伝助と微妙な蓮子
  • 倒れた伝助と心を通わせたかに見えたが、やはり衝突ばかりの2人
  • 蓮子からの絶縁状が新聞に掲載された伝助は怒りに震え、新聞記者を呼ぶ
  • かよ(中央)の店で出会った蓮子(写真右)と龍一(左)は、激しい恋に落ちる
  • 【冬ドラマ】2024年1月期の新ドラマまとめ一覧

    随時更新中!【冬ドラマ】2024年1月期の新ドラマまとめ一覧

  • 「ザテレビジョン」からのプレゼント!

    「ザテレビジョン」からのプレゼント!

  • 推したい!フレッシュFACE

    推したい!フレッシュFACE

  • 第119回ザテレビジョンドラマアカデミー賞

    投票〆切は4/5!第119回ザテレビジョンドラマアカデミー賞

  • ザテレビジョン マンガ部まとめ

    SNSでバズった話題のマンガが読み放題!ザテレビジョン マンガ部まとめ

  • 【春アニメまとめ】2024年4月期の新アニメ一覧

    随時更新中!【春アニメまとめ】2024年4月期の新アニメ一覧

もっと見る