山本美月、山崎監督から楽屋のようすを暴露され大慌て!

2014/07/20 17:26 配信

映画

子ども経験者として登場した山本美月

映画「STAND BY ME ドラえもん」の完成披露試写会が、7月20日に都内で行われ、上映前の舞台あいさつに山崎貴監督、八木竜一監督が登壇。さらに、子ども経験者メンバーとして山本美月が登場した。

同作品は、藤子・F・不二雄の生誕80周年を記念したもので、両監督が3DCGアニメーションによって、今まで見たことのない新しい「ドラえもん」を生み出した作品。原作からエピソードを厳選し、一つの物語として再構築。知っているようで知らないのび太とドラえもんの出会いから別れまでを描いている。ある日、何をやらせても冴えない少年・のび太の前に、22世紀から来たのび太の孫の孫・セワシとネコ型ロボット・ドラえもんが現れる。のび太の悲惨な未来を変えるため、お世話係として連れて来られたが、乗り気ではないドラえもん。そこで、セワシはドラえもんに「成し遂げプログラム」をセットして、のび太を幸せにしない限り、22世紀に帰れなくしてしまう。果たして、のび太は幸せになり、ドラえもんは22世紀に戻れるのか…といったストーリー。

登壇した山崎監督は「もちろん子どもたちにもたくさん来てもらいたいと思いますし、一度(『ドラえもん』を)卒業しちゃった人たちがもう一回、同窓会みたいに集まってくれたらいいなという思いで制作しました」と作品への思いを告白。一方、八木監督は「ドラえもんの道具がリアルな世界で使われるのは面白いんじゃないか、皆さんの道具へのイメージを翻訳して立体化することで実感していただけたらという思いで制作しました」と明かした。

また、山本は作品の感想について「3Dなのですごくリアルに感じました。また、ドラえもんがすごく丸くて、『こんなに大きいんだ!』ってびっくりしました!」と笑顔で語り、「のび太君と大人ののび太が会話するシーンがあるんですが、そこでスイッチが入っちゃって、ずっと泣いてました。ドラ泣きしちゃいました」と話すと、山崎監督が「山本さんはターゲットの年代でもあるので、反応が気になっていたんですが、本当にドラ泣きの過呼吸状態で…本当にうれしかったです」と山本の反応を喜んでいた。

そんな中、司会の羽鳥慎一から「のび太と出木杉君だったら、どちらがお好きですか?」と聞かれた山本は、「子ども時代だったら出木杉君ですが、大人になった出木杉君がちょっとぽっちゃりされていて、ちょっとがっかりしちゃったので、のび太君かな(笑)。でも考えてみると、小学校からずっと一途にしずかちゃんのことが好きだから、そんな一途な方はすてきだなと思いました」と返答。すると、山崎監督が「さっき楽屋では、(のび太か出木杉君かで)ものすごく悩んでて、空気を読んだ答えなのかな」と暴露して山本を慌てさせ、会場を沸かせていた。

最後に、両監督は「僕たちが愛情込めて3年半かけて作り上げて来たものです。ぜひ隅々まで堪能していってください」(山崎監督)、「子どもの時のワクワク感を思い出していただけたらと思います。そして、当時では分からなかった藤子・F・不二雄先生のメッセージを感じていただけたら」(八木監督)とそれぞれアピールした。