8月16日(土)放送の「ほんとにあった怖い話 15周年スペシャル」(フジテレビ系)に草なぎ剛が初出演することが分かった。 SMAPの稲垣吾郎がナビゲーターを務める番組に、初めてSMAPメンバーが出演することになり、15周年という記念の回に花を添える。
「ほんとにあった怖い話」通称“ほん怖”は'99年に放送がスタートし、'14年のことしで15周年を迎えるオムニバス形式のリアルホラードラマ。“ほん怖”では、日本中から届いた本当に起きた心霊現象や不思議な体験を忠実にドラマで再現、恐怖VTRを見た稲垣を案内人とした“ほん怖クラブ”のメンバーたちがスタジオで怖さを吹き飛ばすおまじないを唱えるのが定番となっている。
草なぎが出演する『犯人は誰だ』は、課長に昇進したばかりの三沢健太(草なぎ)が、上司と部下の間に挟まれ、自身の無力さを痛感する日々を過ごしていた中、部下の女性・美咲からまとわり付かれるところから始まる。その後、その女性が「私は殺人事件の犯人を言い当てることができる!」と言い出し、最初は相手にしていなかった健太だったが、美咲が本当に殺人犯を言い当ててしまい…というストーリーだ。
“ほん怖”初出演を果たした草なぎは、「吾郎さんがずっとナビゲーターを務めていてすごく気になっていた番組ですし、夏の風物詩“ほん怖”に出ることができてうれしいです」と喜びをあらわに。また、撮影初日から共演者との息がぴったりだったようで、「(共演者と)前世で結ばれていたんじゃないかと思うくらい完璧です(笑)」と冗談混じりに自分の演技に自信を見せた。
15周年を迎える“ほん怖”では、2時間10分で過去最多となる7エピソード(『犯人は誰だ』のほか、坂上忍主演の『タクシードライバーは語る』『S銅山の女』『さとるくん』『腕をちょうだい』『誘いの森』『闇への視覚』)が放送される。まだ発表されていない残り5本のエピソードにも豪華俳優陣が出演する予定となっている。
以下、草なぎのコメントを紹介する。
――「ほんとにあった怖い話」15周年の記念回で初出演となりましたが感想は?
怖い話は苦手なので、最初はどんな内容なのか心配しました(笑)。ただ、私が出演する実話はヒューマンの要素が強いホラー作品だったので安心しました。それから、吾郎さんがずっとナビゲーターを務めていてすごく気になっていた番組ですし、夏の風物詩“ほん怖”に出ることができてうれしいです。
――共演者とのエピソードについて教えてください。
僕と謎の女を演じている共演者との掛け合いがパーフェクトで、前世で結ばれていたんじゃないかと思うくらい完璧です。ってそれはちょっと言い過ぎました(笑)。撮影初日だったんですが、息はぴったりです。一見、誰だか分からない幽霊みたいなビジュアルなんですが、そんな彼女と彼女の上司である自分がどう心が通じ合っていくのか? そのあたりが見どころの1つですね。距離感を大事にしつつ撮影していますが、最高の撮影初日でしたので、この夏ずっと撮っていたいなと思います(笑)。
――草なぎさんご自身が怖い体験をされたことは?
ないですね(笑)。霊感もないんです。ただ、ロケで真っ暗な部屋や場所に行く際には、幽霊に先手を打つというか、プレッシャーをかける意味で「もう大丈夫だよ!」って大声を出して乗り切っています(笑)。裏を返すと、結構ビビリなんです。
――草なぎさんにとって“ほんとに怖い”ものは?
人間です(笑)。父親が昔、そう言ってました。小さい頃に「お化けが恐くて寝れない」って父親に言ったら「ほんとに怖いのは人間だよ!」って言ってて。その時は「何を言っているのかなー」と思ってましたが大人になってその意味が分かりました(笑)。
――MCの稲垣さんにメッセージをお願いします。
吾郎さんにもぜひ“ほん怖”ドラマ部分に出演してほしいです(笑)。吾郎さんがナビゲーターなので僕の出演する『犯人は誰だ』の回もひいき目に見てもらえるのかなと思いつつ(笑)、どんな評価をしてくれるのか楽しみにしています。後日、楽屋で感想を言い合いたいですね。
――最後に、視聴者へのメッセージをお願いします。
僕が出演する以外のエピソードも、それぞれ違う怖さがある作品がそろって楽しめると思います。小さいお子さんからおばあちゃんおじいちゃんまでご家族そろってテレビの前で、この暑い夏に涼しくなっていただきたいと思います。
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