'15年1月から放送が開始される大河ドラマ「花燃ゆ」が8月に山口・萩でクランクインを迎えた。19日にはヒロイン・文(井上真央)の兄・吉田寅次郎(松陰)を演じる伊勢谷友介が、長崎でのロケの際に報道陣の取材に答えた。
寅次郎にとって長崎は、21歳の時に初めて九州留学で訪れ、海外のことを学んだ非常に重要な場所となる。伊勢谷は萩に続き、長崎において現地でのロケに挑んだ。
伊勢谷は「松陰先生は哲学的なことを考えている方なので、話をするシーンが多く、せりふがこれから大変だなと思っています。しかし、その思い、志をしっかり持ったせりふを話せることが、役者としても個人的にも非常にうれしく思っています」と感慨深げに語った。
さらに「この時代は、どんどん変わらなきゃいけない局面で、誰かが狂わなきゃいけないという時代だと思っています。私が演じる吉田松陰先生も『諸君、狂いたまえ』という言葉を発せられましたし、私自身もそうあれたらいいなと思っております。このドラマをきっかけに、見た方々がちょっとでも今の常識に押しつぶされずに、狂って、新しい未来、自分なりの未来を提供できるようなドラマになっていったらいいなと、頑張っております」と意気込みを語った。
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