8月21日(木)、関西テレビで「どてらい男(ヤツ)捜索プロジェクト」の会見が行われた。
「どてらい男」は、関西テレビが'73年から'77年にかけて制作・放送し、最高視聴率35.2%(関西地区)を獲得した人気ドラマ。大阪・立売堀(いたちぼり)の機械工具問屋で年少のうちから下働きとして勤め始めた山下猛造(西郷輝彦)が、親友の尾坂(田村亮)と共に店主や番頭からいじめられながらも商人として成長していくという物語だ。
「もう一度『どてらい男』を見たい」という視聴者の声は多いものの、当時は貴重だったテープを再利用するなどしていたため、一部のテープ(第2~6話、第130~180話)が保存されていない。関西テレビでは、そんな視聴者の声に応えるため、「どてらい男捜索プロジェクト」を始動した。
主人公・猛造役を演じた西郷は、8月21日の朝の情報番組「よ~いドン!」(関西テレビ)に出演。家庭に眠っているテープがないか、協力を視聴者に呼び掛けた。また、その後行われた会見で西郷は「今一度、テープのストックを見直していただけませんか? 断捨離すると出てくるかもしれないですね」と語り、プロジェクトの成功を願った。
素材はフィルム、βカム、VHSなど、どのようなメディアでもOK。提供された素材は関西テレビが一度預かって中身を確認のうえ、保存状態の良い物を採用し、採用された素材の提供者には薄謝が進呈される。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)