初回放送を 1,390万人が視聴し、全米をくぎ付けにしたヒューマンサスペンスドラマ「よみがえり ~レザレクション~」が9月6日(土)夜9時からBS放送のDlife(ディーライフ)で日本独占初放送される。死んだ人間が当時の姿のまま、突然よみがえってくるというミステリアスな内容の本作は、ブラッド・ピットが率いる映画制作会社の “プランBエンターテインメント”も制作に参加しているということでも大いに注目されている。本作に「珍しくはまってしまった」という海外ドラマに詳しいLiLiCoに作品の印象や見どころを聞いた。
―作品の印象について
普遍的なテーマを扱っている作品なので、男性でも女性でも、はたまたそれ以外の方でも(笑)楽しめると思います。決して派手なドラマではないのですが、いい意味で期待を裏切る展開と独特の雰囲気に引き込まれます。登場人物が多い割に関係性が明瞭でわかりやすく、上手に作ってあるという印象です。もしかしたら「結末から遡って物語を書いているのでは?」と思ったほど。また特定の人物へのフォーカスの仕方が巧妙で、引きがすごく気になります。「あと1話だけ」と思いつつも、結局一気見してしまいました。全8話とそれほど長くないので忙しい人でも気軽に見れるのもいいですね。
―よみがえり現象の謎について
ものすごい謎です。はじめは宇宙人の仕業かと思いました(笑)。宇宙人ではないにしろ誰かが“愛をもっと大切に感じてほしい”ということを人間に向けて発しているのかも。どんな予想をしても裏切られそうです。
―もしよみがえり現象に直面したらどうしますか?
生前に伝えられなかったことなどを言ってみたい。伝えたいことは相手が生きているうちに伝えましょうというメッセージも込められているように思います。大切な人がよみがえったとして「あなたのところには行きたくない」なんて言われたら最悪です!清く正しく生きようと思いました(笑)。
―注目の登場人物は?
私がいちばん注目しているのがジェイコブという少年です。最初によみがえってきた人間だし、時折只者ではない表情になる。彼はきっと大きな何かを抱えている気がします。登場人物は一癖も二癖もある人ばかりで、時にはありえないような行動に出てしまう人もいますが、皆どこか憎めない。どの登場人物に共感するかによってその人の性格がわかりますね。最初はジェイコブの母親ルシールに共感していましたが、次第に父親のヘンリーに感情移入していって、彼が泣くシーンでは思わずもらい泣きしました。キャスト陣の演技も相当に上手なので、俳優同士の演技力が火花を散らすドラマでもあります。
―アメリカではシーズン2の制作も決定していますが、今後の予想は?
シーズン1は衝撃の展開や伏線もバリバリ張り巡らされているおかげで結末が全く見えず、私も見終わった後はぼうぜんとしてしまった(笑)。シーズン2にどう繋がるのかも非常に興味深いです。大勢で見て、どのような結末になるのか議論をしてみてほしいですね。大いに盛り上がると思います。
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