小栗旬主演の実写ドラマ「信長協奏曲」が、10月クールのフジ系月9枠で放送されることが分かった。また、主題歌をMr.Childrenが担当することも発表された。
Mr.Childrenが“月9ドラマ”に書き下ろしの新曲を提供するのは、「アンティーク~西洋骨董洋菓子店~」('01年、フジ系)で「youthful days」を提供して以来、実に13年ぶり('10年放送の「コード・ブルー―ドクターヘリ救急救命―2nd season」の主題歌「HANABI」は、'08年の木曜劇場「コード・ブルー―ドクターヘリ救急救命―」の主題歌として書き下ろされたもの)。Mr.Childrenは実際に原作漫画やドラマ「信長協奏曲」の台本を読んで作品の世界観に共感し、書き下ろしの新曲を主題歌として仕上げたという。
「信長協奏曲」では、小栗が戦国時代にタイムスリップし、織田信長に成り代わって天下を目指す高校生・サブローと、本物の織田信長の2役を演じる。信長が現代からタイムスリップした普通の高校生だったという斬新な設定のもと、弱小大名にすぎなかった織田家の若武者たちが、未来から来たサブローの力によって“天下統一”という途方もない夢に向かってこぎ出していく。月9初の時代劇ということでも話題になりそうだ。
Mr.Childrenの桜井和寿は「このドラマの背中を押したくて、また自分たちにも新しい風を吹かせたくて気負い過ぎていたのでしょう。何曲作っても納得できなくて、何度も何度も手直しして、やっと『これだ!!!』って曲が完成しました。強さと優しさを併せ持つそんな曲を、『信長協奏曲』からプレゼントされた、そんな気持ちです。ありがとう。また次の一歩を踏み出せます」とコメントを寄せた。
また、村瀬健プロデューサーはMr.Childrenへ楽曲を依頼したことについて「このドラマの企画書を書いているときから、主題歌はMr.Children以外に考えられないと思っていました。“月9初の時代劇”、それも“戦国時代を舞台にした若者たちの青春群像”を作ろうと考えたとき、桜井和寿さんの紡ぎ出す、強さと優しさを同時に感じさせてくれるメロディーと歌詞が作品を包み込んでくれたら、最高に素晴らしい世界が生まれると思ったからです」と明かした。
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