「軍師官兵衛」クランクアップ! 岡田准一が共演者・スタッフに感謝の涙!!
NHKの大河ドラマ「軍師官兵衛」の撮影が先日クランクアップし、局内で会見が行われた。会見には主人公・黒田官兵衛を演じた岡田准一のほか、中谷美紀、松坂桃李、濱田岳、速水もこみち、高橋一生らが登場し、撮影の思い出や作品への思いがそれぞれ語られた。
この日、最後のシーンの撮影が終わると、その場でセレモニーが行われ、これまで撮影を共にしたスタッフ一同から出演者に花束が手渡された。母里太兵衛を演じた速水は「時代劇の経験がなかったものですから、本当に右も左もわからず不安だったんですけど、この1年の中で皆さんが優しく教えてくださって、こうして最後まで黒田軍でいられてすてきな時間でした。皆さんとのすてきな出会いに感謝したいです」と涙ぐみながらコメントした。
官兵衛の息子・長政を演じた松坂は「ぼくは途中参加で、初めての時代劇だったからすごく不安で怖くて、いいチームワークの中に入っていくのが申し訳ないなって思っていました。でもみんな優しくって、感謝の言葉しか出てこないです。本当にありがとうございました」と声をふるわせながら、感謝の言葉を述べた。
妻・光を演じた中谷は「この1年間で、物語の中ではありましたけど、みんなに愛される妻を演じることができ、現場の息子たちにも恵まれたことをうれしく思っております」と涙ながらに話した。
セレモニーの最中、秀吉を演じた竹中直人がサプライズで登場し、「ようやった、ようやった!」と叫びながら岡田を激励。突然登場した竹中に、岡田は戸惑いながらも「ありがとうございます!」と喜びの笑顔を見せた。そして最後にスタッフと出演者に向けて岡田は「皆さん、ありがとうございます。本当に皆さんには感謝の言葉しかありません。本当に1年間、家族みたいになっていって、一人一人に支えていただいて乗り越えられたと思っています。本当にこんなに仲が良く、1年間過ごせたということがぼくの誇りですし、大河史上一番仲がいいんじゃないかってぐらいに1年2カ月過ごせたことが幸せでした」と共演者同様感極まって涙を流した。
その後行われた会見では、祝いのくす玉が割られ、岡田には出演者たちが寄せ書きした黒田家の家紋が入ったタペストリーが贈られた。最後は、苦楽を共にしてきたスタッフが岡田を胴上げし、1年間2カ月間の撮影を讃えた。
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