10月24日(金)からテレビ朝日系で毎週金曜夜に放送される金曜ナイトドラマ「黒服物語」の制作発表記者会見が10月20日に東京・六本木のアーク放送センターにて行われた。ドラマの舞台となるきらびやかなキャバクラ「ジュリエット」のセットに主演のSexy Zone・中島健人をはじめ、キャバクラ嬢役の佐々木希、AKB48・柏木由紀、黒川智花、AKB48・入山杏奈、筧美和子や男性キャストの山本裕典、要潤、北村有起哉、中尾明慶、竹中直人らがそれぞれの役衣装で登壇した。
主演の中島は「チーム一丸となって、みんなで一生懸命作っている作品です。いま世間に足りないきらめき、ときめき、それを視聴者の方は受け止められるんじゃないのかなと思います」と作品の出来に自信をみせた。また、佐々木も「夜の世界のキラキラしたところ、ドロドロしたところ、いろんな夜の姿を皆さんに楽しんでいただけたらと思います」と、夜の世界を描いている部分に注目してほしいと語った。
一方、柏木は「今回はAKB48とはまた違った夜の女の世界でもまれながら、楽しく撮影させていただいております」と、普段とは違う環境を楽しんでいる様子。同じくAKB48の入山は「私はつい何カ月か前まで制服を着ていたのですが、今回こうやってキャバクラ嬢役をすることになって、年上の皆さんにも負けないように大人っぽさを出していきたいと思います。聖子は自分で演じていて嫌になるくらい悪い女なので、そんなところもうまく表現できていたら」と意気込んだ。さらに、筧は「今回のドラマでは、いままで皆さんが見たことがない表情をたくさん見せられていると思います。私もいままで挑戦したことがないような体当たりのシーンもあって、楽しみにしていただけたら」と、自身の新たな一面をアピールした。
この日は原作者の倉科遼も来場。倉科は「テレビ朝日では『女帝』『女帝薫子』に次いでこの作品が3作目で、同じスタッフに撮っていただいている。前作、前々作とも素晴らしく原作よりもブラッシュアップして面白く作っていただきました。今回の作品も間違いなくそうなると思っています。すごいキャスティングなので、一視聴者として楽しみに見させてもらいます」と今作への期待と自信をみせていた。
また、会見では黒服のキャストを支えるという仕事にちなみ、“キャバクラを辞めようと思い悩んでいるキャストを癒す魔法”と題し、中島、要、竹中が佐々木に向けてその演技を即興で披露することに。竹中は「ちょっと小道具がないとダメだから」と一度舞台そでにはけると、かつらを被って再登場。会場の笑いを誘い、佐々木も「真面目にお芝居ができない」とおなかを抱えて笑っていた。最後に演じる中島は、芝居のスタートがかかると「あなたみたいな太陽がいるから、僕に笑顔という花が咲くんです」というせりふと共に佐々木を抱きしめた。「あなたみたいな太陽だったら、やけどしたって構わない。もう少しこの店に、いや、僕と一緒にいてください。でも、まだこの気持ちは伝えられません。だって俺、黒服ですから」という中島の甘い言葉に、会場は大盛り上がり。佐々木も「まさか抱きしめられるとは。本編でもまだなのに」とキュンキュンしていた。
10月24日(金)の第1話でも、中島の甘いせりふと佐々木や柏木らの美しくセクシーなキャバクラ嬢姿に注目したい。
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