「甘ブリ」藤井ゆきよ独占取材第1弾!『気持ちを真っ白にする』
TBS系で放送中の「甘城ブリリアントパーク」(毎週木曜夜2:16-2:46)は、さびれて閉園寸前のテーマパーク・甘城ブリリアントパーク(通称・甘ブリ)を舞台に、甘ブリの支配人代行を任された高校生の可児江西也が、魔法の国・メープルランドの住人であり、甘ブリの総支配人・ラティファや支配人代行秘書・いすず、看板マスコットのモッフルらと共にパーク再建に奮闘する姿を描く。
今回、魔法の国・メープルランドの王女であり、甘ブリの総支配人を務めるラティファ・フルーランザを演じる、藤井ゆきよにインタビュー。作品やキャラクターの魅力、役作りにあたっての思いを聞いた。
■藤井ゆきよ インタビュー
――原作もしくは台本を読まれた時と実際に収録が始まってからの印象の違いなどはありますか?
第1話を見たら、スタッフさんの遊び心もあって、私がイメージしていたパークよりもインパクトのある遊園地になっていました。アトラクションの“話すお花”の壊れた音声や自販機が全て売り切れて補充されていない描写など、音でも映像でも、思い切り“駄目な遊園地”が表現されていて、細かい演出に笑ってしまいました(笑)。
――では、ご自身の演じるキャラタターの魅力、演じるにあたって心掛けていることなどがあれば教えてください。
ラティファは心から清くて、自分よりも人を大切にする優しいお姫様です。その清さや優しさは、人生を生きていろんな経験をして優しくなったというより、純真無垢の真っ白さなのかな、と。その真っ白さが彼女の魅力です。だから、私も気持ちを真っ白にして演じようと臨んでいます。
――気持ちを真っ白にするために、具体的に何かされていることはありますか?
現場に入る前に気持ちをリセットする時間を取るようにしています。いろいろ詰め込むキャラクターより、いろんな考えを脱ぎさるというか、真っ白にする役作りの方が私は切り替えに集中が必要で…。あとは最近発売された主題歌やキャラソンを聞いてテンションを上げて現場に向かっています。
――収録を重ねて、変化したことはありますか?
川澄(綾子、モッフル役)さん、白石(涼子、マカロン役)さん、野中(藍、ティラミー役)さんのアフレコをされる後ろ姿が、それぞれのキャラクターに見えてきました(笑)。最初にせりふを聞いた時、中身がおじさんのキャラクターを女性の声で「こんなふうに演じられるんだ!?」という驚きがありました。そのうち、収録中は皆さんがそれぞれのキャラクター姿に見えてきて、収録が終わるとすてきな女性の姿に戻る、みたいな感じです。
――実際にキャラクターのかわいらしい見た目とのギャップもあって、面白いですよね。もし、藤井さんがメープルランドの住人になるとしたら、どんな妖精、魔法が使いたいですか?
何がいいかなあ、ニックがとてもおいしそうですよね。ラーメンとか?おにぎりにおみそ汁が好きなので、おにぎりも良いかな…。
――ちなみに、それらを選ばれた理由はひょっとして…。
今、食べたいなと思って(笑)。でも、せっかくなのでモッフルたちみたいなマスコットになりたいですね。私は、ネコが好きなので、見た目はネコかな。モッフルをしのぐマスコットになりたいです!あと、ネコなので、居るだけでみんなに愛されるという妖精が良いです。なんだか、ずぼらな感じですね。
――とてもネコらしいマスコットだと思いますよ。では最後に、作品の見どころを教えてください。
回を重ねる毎に個性豊かすぎる仲間が増えて、ますますにぎやかでギャグ満載の楽しい作品になってきました!西也といすずとラティファの今後の関係も気になりますし、西也はこのダメダメな遊園地をどう再生していくのか!?ここからお話はジェットコースターのようにさらに加速していくので、皆様しっかり付いて来てくださいね!
毎週木曜夜2:16-2:46
TBS系で放送