菊地亜美がアイドリング!!!を卒業“明日からはかわいい女の子”
アイドリング!!!が14thライブ「井の中のアイドリング!!! 大海でバタアシング!!! 菊地亜美アイドル卒業までのカウントダウン」昼夜2公演を11月24日に東京・NHKホールで開催。昼夜2公演で6300人が詰め掛けたその夜公演で、菊地亜美がグループを卒業した。
卒業することはことし8月の「東京アイドルフェスティバル2014」で発表されていた。それから3カ月半、ついにその日はやってきた。昼公演と夜公演の間には、報道陣の取材に答えた菊地。この3カ月半は長かったという菊地は、明日からはどうなるのかという質問に「かわいい女の子です」と回答し、初っ端から報道陣の笑いを誘った。また、フジテレビ、BSフジ、CS、インターネットなどさまざまなメディアを駆使して、卒業までの30時間を生中継する企画が進行中の菊地だが、「ことしの『FNS27時間テレビ』を見ていて、ずっとSMAPさんが寝ないで、最後には40分ノンストップメドレーをやっていて『すごく感動しました』ということを、それを“やりたい”ということではなく雑談としてプロデューサーさんに話したら、『菊地がやりたいんならやっちゃう?』という話になってしまって」と裏話を披露し、夜公演では50分ノンストップメドレーに挑戦することも明かした。
そんな夜公演は衣装、セットリスト共に菊地が考えたといい、「他のメンバーは全部白なんですけど、私だけはピンクが入っていて目立つようになっています」と、デザインのポイントを語った。
さらに、卒業してソロになってからのライバルとして小島瑠璃子を挙げ、「仲がいいんですよ。私も暇じゃないんですよ、結構忙しいんですよ。でも、小島瑠璃子はすごく忙しくて、うらやましいなと。私がやりたい仕事を全部やっているんですよ! 『ヒルナンデス』(日本テレビ系)とか。どうにかならないかなと思って。(今後は)『情熱大陸』(TBS系)に出たいです!」と今後の野望を語った。
最後に「アイドリング!!!を卒業しても、関係者の皆さま、ぜひバラエティーで使ってください! かわいい女の子でいます!!」と菊地らしいあいさつで会見を締めくくった。
その後の夜公演は「シャウト!!!」からスタート。菊地がピアノを披露した7曲目の「想いの詩」から、11曲目の「ベタな失恋~渋谷に降る雪~」まではユニット曲で、自分が参加していないユニットにも菊地が登場。10曲目の「mero mero」では、かねてから参加したいと語っていたアイドリングNEOにも参加した。
ここで、番組MCを担当している森本さやかアナと卒業生の谷澤恵里香が花束を持って祝福に駆け付けた。さらに、バカリズムも菊地のために特注した学ランを着て登場。バカリズムは菊地にその学ランをプレゼントした。
12曲目は〈アイドル新記録50分メドレー!!!〉と題し、15曲を熱唱。途中、「Iのスタンダード2014」では、曲の最中にもかかわらず中学生メンバーの清久レイアと橋本瑠果が時間の関係でステージを去ることに。二人が菊地に別れのあいさつをすると、菊地は涙ぐんだ。その後、14曲目の「さくらサンキュー」で本編は終了。
Tシャツに着替えてのアンコールは「SHA KA LA KA PARTY」「『職業:アイドル。』」と続く。そして、ラストは「さよなら・またね・だいすき」を歌い、この公演の全曲に登場した菊地のアイドリング!!!での歌唱は終了した。
歌の終了後、期ごとに代表が手紙を読むなどして菊地をお見送り。NEO期の佐藤麗奈の手紙に始まり、5期、4期、3期、1期と続き、最後は同期に2期・河村唯、長野せりな、酒井瞳、朝日奈央、三宅ひとみの5人が、菊地を送り出した。
最後に一人になった菊地は、ファンに向け「これからはバラエティー番組で頑張って行きたいんですけど、皆さんすぐ、1週間ぐらい出なかったら『菊地消えたな』とか言うでしょ? だから、最近見ないねって言われないように私も頑張りますので、アイドリング!!!も菊地亜美個人も、応援よろしくお願いします! ありがとうございました!! みんな大好きだよ!!!」と“菊地節”であいさつし、ステージを後にした。