「五つ星ツーリスト」クランクインで渡辺直美が寺島進にドン引き!?

2014/12/10 13:39 配信

ドラマ

「五つ星ツーリスト」に出演する(写真左から)高月彩良、山本裕典、渡辺直美、寺島進、綾田俊樹(C)YTV

'15年1月8日(木)より、日本テレビ系にて放送されるドラマ「五つ星ツーリスト~最高の旅、ご案内します!!~」。このたび都内にてクランクインを迎え、主演の渡辺直美のほか、山本裕典高月彩良綾田俊樹寺島進が囲み取材に応じた。

渡辺がドラマ初主演を務める同作は、世界を代表する観光地・京都を舞台にした1話完結のヒューマンドラマ。厄介なクレーム観光客“ワケあり客”たちの理不尽な要求に応える、旅行会社の窓際社員と仲間たちの奮闘をコメディータッチで描く。渡辺はかつて営業部で“トラベルマスター”と呼ばれていたが、現在は窓際部署の「中央管理センター」に所属する高瀬京香役。京香は幅広い人脈、豊富な知識、仰天アイデアを駆使し、観光客一人一人に合わせたプランを提案していく。

この日が初顔合わせとなった「中央管理センター」の面々。渡辺は「まだちょっと緊張していますけど、あと2日くらいやったら皆さんと仲良くなれるかなと(笑)。まだぎこちないですけど、これから頑張って一つ一つやっていきたいなと思います」とあいさつした。営業部の新入社員で、京香に助けを求める佐竹一郎役を演じる山本は、「台本を読ませてもらって、すごく面白くて、これを演じるんだと楽しみにしています。面白くなるもならないも自分が鍵になってくると思うので、面白くなるように、視聴者に楽しんでいただける作品になるように頑張っていきたいなと思っています」とコメントした。

京香に好意を寄せる契約タクシードライバー、川端哲男役の寺島は「この作品へ出演するにあたっていろいろと決め手がありまして。1つは自宅から撮影所が近いTMCスタジオであること。2つ目が京都に行けること、最後にウチのカミさんが渡辺直美さんの大ファンであること(笑)。カミさんに是が非でもやりなさいとケツをたたかれてやってまいりました(笑)」と笑いを誘い、渡辺は「うれしいですね」と素直に喜びを表わした。

仕事意欲がなく、普段はギャル言葉を使う沢村紅葉役の高月は「実年齢よりも上の役を演じるのですごく楽しみです。中央管理センターのメンバーは一人一人のキャラクターが濃くて、見ていてすごく面白いなと思いました。今後、皆さんに迷惑がかからないように一生懸命いろんな事を学んで現場に参加したいなと思っています」と意気込みを。自分のデスクから動かない中央管理センター長・桜庭兵一役の綾田は、「寝ているだけという事でお引き受けした次第です(笑)。私もここから近くて、ほぼ寝たままで来られるかな。寺島さんと違うのは京都に行けるなと思っていたら、ほぼTMCで撮影だと…(笑)。頑張って寝ます(笑)」と役柄の特徴をアピールして笑いを誘った。

それぞれの印象について尋ねると、この日川端から京香に猛アタックするシーンを撮影したらしく、渡辺は「川端さんは私の事がすごく好きなんですけど、その勢いがすごすぎて本当にちょっと引いてしまいました(笑)。声がすごくデカくてビックリして…」と寺島の熱演に圧倒された事を告白。寺島は「ラブコールしても全然リアクションがない。もう少し情熱的な人だと思っていたけど、それはすごく役に没頭している、役作りしているんだなと…」と普段の明るいキャラの渡辺と役の寡黙な京香を混同。渡辺は「役作りですから。無視するって役ですから!」と笑いながら強調した。

初主演としてプレッシャーを感じている様子の渡辺は、記者から出た「座長」という言葉に過敏に反応。渡辺は「座長とかマジでヤバい事を言いましたね(笑)」と動揺し、すさかず寺島から「座長~」と呼ばれてイジられる羽目に。渡辺は「座長ってなると、話が変わってくるし、気持ち的にもプレッシャーなんですけど、本当にできるだけ皆さんの足を引っ張らないように凛と立って頑張っていきたいと思います」と 気を引き締めた。

最後に渡辺は「最初に話を聞いた時は大丈夫かなって不安があったんですけど、皆さんの名前を聞いて大丈夫だ、皆さんに支えられて私は行こうって思いました。数字(視聴率)は気にしません。現場で楽しく過ごして、楽しい物語ができれば良いと思っております」と共演者のサポートを受けながら良いドラマを作っていく事を宣言した。