映画「ヒロイン失格」に桐谷美玲、“壁ドン王子”山崎賢人

2015/01/26 06:00 配信

映画

原作の大ファンである桐谷美玲は、映画化を熱望していた

恋に暴走する七転八倒を赤裸々に描いた、爆笑ロマンチック・コメディー「ヒロイン失格」の映画化が発表された。ヒロインに桐谷美玲、注目のイケメン俳優・山崎賢人、坂口健太郎が出演し、ヒロインを取り巻く三角関係に発展する。同作は別冊マーガレットで、10年4月~13年4月まで連載され、累計117万部の売り上げを記録する人気少女漫画。

桐谷が演じる、松崎はとりは、少女漫画の王道ヒロインのように、「耐えて」「人知れず涙を流して」「好きな人の幸せを願う」というキャラではなく、好きな人には「まっすぐアタック!」「奪えるものなら奪ってしまえ!」とばかりに猪突猛進するキャラ。

そんなはとりが思いを寄せる幼なじみ・寺坂利太を、映画「LDK」で“壁ドン”シーンを演じ、昨年の流行語大賞を受賞した、注目のイケメン俳優・山崎賢人が演じる。昨年「弱くても勝てます―」、「水球ヤンキース」など話題のドラマに出演し、4月期の朝ドラ「まれ」の出演も決定。昨年末に行われた写真集のイベントでも4500人のファンが集まるなど、ことしブレーク俳優との呼び声も高い。どこかクールな印象のある山崎が、どんな“へたれ男子”を見せてくれるのか注目したい。さらに、容姿端麗、頭脳明晰、運動神経抜群の学校イチのモテ男、弘光廣祐には、昨年“塩顔男子”として注目を浴び、現在MEN'S NON-NOで専属モデルを務める坂口健太郎

幼なじみの寺坂利太に恋するはとりは、絶対的自信を持って自分が彼の“ヒロイン”だと思い込んでいる。そんな中、クラスの中でも六角精児似のイケてない女の子、安達未帆に告白された利太が付き合い始めるというまさかの展開に…。2人の関係に悶絶する中、学校イチのモテ男・弘光廣祐がはとりに興味を持ち始め・・・、まさかの三角関係に発展するというストーリー。“壁ドン王子”“塩顔王子”という今注目の若手俳優が演じる異なるイケメンがヒロインを取り合うという、夢のようなシチュエーション。桐谷は、変顔やハゲヅラのほか、噴水に転落するシーンなど、さまざまなシーンを“体当たり”で演じる。1月末にクランクイン、公開は15年夏となっている。

キャスト、原作者のコメントは以下の通り。

桐谷美玲コメント>

今回、「ヒロイン失格」のはとり役を演じる事、本当にうれしいですし、撮影開始にワクワクしています。4年前に「ヒロイン失格」という漫画に出会い、はとりのマネをしながら変顔の練習をしていたのを思い出します。これほど思い出深く大好きなマンガの実写版に参加させていただけること、ほんとにうれしく思っています! 「ヒロイン失格」を読みながらキュンキュンしたり、切なくなったり、爆笑した日のことを思い出しながら、映画を見た方にも同じような気持ちになってもらえるように頑張ります。

<山崎賢人コメント>

少女漫画のヒロインを逆手にとったこのヒロインの設定がすごく面白いと思いました。「笑いと恋愛」ラブコメの世界を楽しんで、その中で利太をつくっていきたいです。はとりの行動、リアクションがすごく面白いので、利太としてそれをどう受けていくか、2人の関係性、空気感を桐谷さんと作っていき、皆さんに笑って、楽しんでもらえる作品になるように演じたいと思います。

坂口健太郎コメント>

普通の少女漫画じゃない、、。最初に読んだ時に思った感想です。一人の女の子を巡っての三角関係、よく聞く話かもしれない。ただ、それだけではなく、学生時代に誰もが経験する葛藤がたくさん盛り込まれていて、この漫画を、弘光廣祐を演じさせてもらえることが、すごく楽しみになりました。少し僕と似ている、それは女の子に対する態度ではなく、多分弘光は周りが見えすぎてしまうから、自然に距離を作ってしまう。愛想がいいと言ってしまえばそれだけだけど、そこに弘光の中だけのジレンマがあるように感じて、そこを上手く表現できたらと思います。よろしくお願いします。

<作者 幸田もも子氏コメント>

ヒロイン失格」を映画にしていただけるなんて、夢みたいです。本当にありがとうございます!!しかも、連載中密かに主人公はとりのモデルにしてた桐谷美玲さんにはとりを演じてもらえるなんて、本当にうれしいです! 先日台本をいただいたのですが、桐谷さんがこんな変顔するなんて!! カッコいい山崎さんがどうやってヘタレ男子(?)になるんだろう!? 坂口さんのチャラ男って新しすぎる!!と、もうわくわくが止まりません!!原作を読んでくださっている方はもちろん、原作を知らない方も楽しんでいただけるんじゃないかと思います!!今から公開が本当に楽しみです!いっぱい観に行きたいと思います!