「R-1」直前インタビュー【やまもとまさみ】
一人芸の日本一を決める「R-1ぐらんぷり2015」の決勝が、2月10日(火)夜7時からフジ系で放送される。放送直前に、9人の決勝進出者をそれぞれ直撃。3連覇を狙うと宣言した昨年優勝のやまもとまさみに話を聞いた。
――決勝進出が決まったときの感想は？
ホッとしましたね。大丈夫かなって感じだったので。メッチャうれしくて、子供を抱きました。
――前回優勝しての反響は？
ライブに行っても、後輩が立ってあいさつするようになりました。今まで立ってたっけ？って。ライブの香盤(出演順)でもトリとかになったり。「ライブ＝トリを取りたい」って思ってやってきましたから、ありがたいですね。お客さんが疲れている状態でね。元気のないお客さんの前で(ネタを)やることが多かったです。
――優勝して大会卒業を考えたことは？
やっぱり「R－1ぐらんぷり」を目指して、芸歴のほとんどをそっちに向けてネタ作りをやってきたので。あとは、なだぎ(武)さんが連覇しているのが大きかったです。その2連覇に肩を並べるチャンスをもらったのはことしは僕だけ。1人しか使えない切符をもらいましたので、それなら使いたいなって。それから3連覇で超えようって思ってますから。あとは事務所の先輩の東(貴博)さんが夏くらいから「出ればいいじゃん」って言うんですよ。何でこの人こんなこと言ってるんだろう？って思ってたんですけど。
――東さんに焚き付けられた？
ありますあります。あとはダメ押しで、秋くらいに東西線に乗ってた時に、「R－1で優勝してた人面白いよねぇ、あばれる君」「だよね～」って話をMA－1(のジャケット)を着たカップルがしていたんですよ。顔もはっきり覚えてます。俺、寝てないのにショックで駅2つ乗り過ごしましたから。だから、あばれる君には決勝に来てほしいって思っていたんですよね。
――昨年、ものすごく練習したと話していましたが？
もう昨年以上に準備してます。正直、2016年のネタも考えてます。ことしのネタの終わり方が「To be continued」っていうのもありですかね。
――ギャグじゃなくて本当に3連覇を狙って…。
全然ギャグじゃないですよ(笑)！本当に2016年の2本は何にしようかも考えてます。
――優勝を経験したことはプレッシャーでは？
プレッシャーになってますよ。自分自身との闘いですよね。見えない敵と戦ってます。その証拠に初夢は3回戦で落ちる夢でしたから。汗だくで起きて、正月どころじゃなかったです。
――決勝に向けて自分の強みは？
2007年の時に6位だったんですよ。そのあと7年間出られなくて、2014年で優勝させてもらったんですけど、2007年の時に準決勝の雰囲気と、テレビのセットがあってお客さんが入った決勝の緊張した空間って、まったく別物になることが分かったんですよね。それが2014年の時にすごく生かされたんですね。他の出場者で空気にのまれちゃった方もいると思います。だから、決勝3回目の経験は強みだと思いますね。
――最後に、意気込みをお願いします。
本当に3連覇しか見えてないので。今回ダメだったら…すごく嫌なので。また2016年に会えるように。まだまだ夢の通過点です。頑張ります。
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
2月10日(火)夜7:00-8:54
フジ系で放送
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