佐々木蔵之介「バレンタインのチョコは分からない」
舞台「マクベス」の制作発表が2月12日に都内で行われ、主演を務める佐々木蔵之介、演出を手掛けるアンドリュー・ゴールドバーグが出席した。
「マクベス」はスコットランドを舞台にしたウィリアム・シェイクスピア戯曲の翻案作品で、'12年にスコットランドで初演後、ニューヨークでも公演。7月から行われる日本公演では、本作品のオリジナル演出家であるアンドリュー・ゴールドバーグを招き、世界で3カ国目の上演を行う。
精神病棟を舞台に、隔離患者に取りついた「マクベス」の約20人もの登場人物が、次々と感情をあらわにする。今回、隔離患者にふんする佐々木が100分間しゃべりっぱなしの“一人マクベス”に挑む。
約20人もの役を演じることについて佐々木は「やる気はあるのですが、いつでも逃げる準備はできている(笑)。心配と不安しかないです(苦笑)」とコメント。
すでにゴールドバーグらとのワークショップを開始しているという佐々木は「体力と精神力はどうしようもないですが、『マクベス』のせりふってかっこいいし、役者冥利(みょうり)に尽きますね。昔、マクベスを演じたことはあるけど、今回、マクベス夫人などの役もやれることは楽しいです。せりふ量は多いですが…」と感想を語った。
また、この日報道された福士誠治と比嘉愛未の熱愛報道について質問が及ぶと、「本当ですか? 聞いていないです」と目を丸くして驚いた様子。佐々木は「ハンチョウ―」シリーズ(TBS系)で福士、比嘉と共演していたが、二人の交際については全く知らなかったようだった。
さらに、昨年末、一般女性との交際が報じられた佐々木に自身のバレンタインデーのチョコレートについて尋ねると、「いや、それは分からないです、今のところ」と照れ笑い。
バレンタインデーが近いということもあり、制作発表の後には会場で佐々木、ゴールドバーグと記者たちの茶話会も行われた。
舞台「マクベス」は7月の東京公演を皮切りに、愛知・豊橋、大阪、横浜、北九州で上演される。
日本版演出=アンドリュー・ゴールドバーグ
出演=佐々木蔵之介
【HP】www.parco-play.com