ポール・スミスやジョン・ロブなどの英国文化を解明!
3月22日(日)にBSフジで「英国紳士図鑑~その歴史と今に残る伝統文化を探る~」(夜7:00-8:55)が放送される。
英国紳士といえば、山高帽をかぶってクリケットをして、サビル通り仕立てのツイードのスーツを着て傘を持ち、申し分のない振る舞いをするというようなイメージが世界中に知られている。
そんな人物が実際にいるのか、同番組は、英国紳士の歴史と発展から現在に至るまでを紹介する。
まずは英国社会における紋章制度の重みを知るため、紋章院へ向かい、ピーター・オドノヒュー氏に話を聞く。オドノヒュー氏は、階級制度がいかに強い意味を持っていたか、そして時代とともにどのように変わっていったかを説明。同時に、オドノヒュー氏から戦争の在り方と社会を大きく変えた長弓の発明や作り方を学ぶ。
また、ロンドン博物館では、学芸員でファッション部門の長であるティモシー・ロング氏が、チャールズ2世による王室の宣伝から始まった三つぞろいスーツの由来を語る。
そして、「背広」という日本語の由来にもなったといわれる、オーダーメイドの名門紳士服店が連なるサビル・ロウを歩き、数あるテイラーの中でも歴史があり有名な「ヘンリー・プール」を訪れる。社長のサイモン・カンディー氏が同社の歴史と、彼らがスーツを仕立ててきた特別な顧客について語る。
続いて、セント・ジェームスの中心にある、山高帽の生みの親「ロック&コー」と、1849年創業の高級紳士靴メーカー「ジョン・ロブ」を訪問。そこでは、世界で初めて作られた山高帽や、フランク・シナトラの靴の作り方などが紹介される。
さらに、英国紳士の娯楽であるクリケットを、英国ドラマ「ダウントン・アビー 華麗なる英国貴族の館」('14年、NHK総合)に出演していたジム・カーターが解説。
その他、サー・ポール・スミス氏へのインタビューや、ジョシュア・ウェッジウッド氏のサクセスストーリーなどを紹介する。
3月22日(日)夜7:00-8:55
BSフジにて放送