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「ウロボロス」“小夏先輩”役・清野菜名に聞く!(2)

2015/03/13 12:01

「ウロボロス~この愛こそ、正義。」で警視庁警務部所属の警部補・田村小夏を演じる清野菜名
「ウロボロス~この愛こそ、正義。」で警視庁警務部所属の警部補・田村小夏を演じる清野菜名 (C)TBS

【「ウロボロス」“小夏先輩”役・清野菜名に聞く!(1)より続く】

――現場では小栗旬さんより生田斗真さんの方が共演シーンも多いですよね。

ええ、生田さんが1番多く絡んでいますね。その次に上野樹里さんかな。最近初めて吉田羊さんに会うことができました。第8話、第9話に入るにつれてどんどん出番が増えていったので、ここにきて初めて会う人がいっぱいいて、すごく新鮮な気持ちになりました。もうすぐオールアップしちゃうんですけどね(※取材時)。

あと、日比野監察官(光石研)とも先日一緒に撮影しました。イクオッチ(生田)と3人で。その時は日比野監察官が、娘への思いをイクオッチに話して、「娘を助けてくれ!」って懇願するシーンで、私はそれを後ろで見ているだけだったんですけど、光石さんの目からすごい思いが伝わってきて、泣きそうになっちゃいました。光石さんの演技に引き込まれて、すごく感動しました。

――それが、まさか、ねえ(笑)。

ねー(笑)。第8話で誰かに撃たれちゃいましたからね…。「イヤだよー」って光石さんは言ってましたけど。「もうー絶対イヤだよー」って(笑)。

――そういえば、清野さんと後輩・イクオ役の生田さんは、実年齢ではだいぶ生田さんが年上だと思うんですけど、やりづらさはないですか? 先輩・後輩逆転していますが。

そう、生田さんはちょうど10コ上なんですよ。私がクランクインしたのが第2話の時だったんですけど、その時は樹里さんが相手で、初日ということもあってせりふを覚えていったのに全然出てこなくて…。余裕も全然なかったので、私が役柄では先輩なんだという意識をちゃんと持ってできなかったんです。

でも、第4話、第5話と進むにつれて、少し余裕が出てきて、やっと“先輩”としての意識を持ってお二人に接することができるようになりました。だから、特別やりづらいこともないですし、気を使うということもなかったです。むしろ小夏のキャラクター的にはどんどんいかなきゃな~と思っていたので、積極的にたたいてみるなど、スキンシップを取るようにしてきました。

――清野さん的には積極的に話し掛けるのって得意な方ですか?

得意…じゃないです(笑)。すごく人見知りで、慣れると普通に喋るんですけど、内にこもっちゃいがちです。本当はもっと早くみんなと仲良くなりたいんですけど、喋っていくうちにどんどん仲良くなるタイプです。

――小夏先輩といえば、警務部の人事担当として、いろんな内部情報にも精通していると思うんですけど、清野さん自身は情報通だったりしますか?

ああ、自分が好きなことに関しては結構調べちゃいますね。私はジャスティン・ビーバーが大好きなんですけど、好きになったら、どこに住んでいるのかとか、出身地とか、年齢とか、ライブの日とか、彼が好きなものとか、そういうのをひたすら調べます。

あと、ギターも好きで、独学でやっているんですけど、自分では分からないところを、できる人に聞きに行って習得して反復練習しています。アクロバットは習って1年目ですけど、できなくて悔しくて、その技ができるまで何回もやったり、動画とかで見て「この技カッコイイ!」って思ったりしたら、次に行った時に教えてもらったりとか。そういう意味では情報通なのかもしれませんね。

――なるほど。ちなみに先日、ムロツヨシさんにもお伺いしたんですけど、もし万が一、清野さんが演じられるとしたらイクオと竜哉(小栗)のどっちがいいですか?

えっ! 私がですか? 今までやっていた役でいえば、竜哉の方がテンション的にも近いかなと思うんですけど。イクオッチは割とテンションが高い役ですからね。今、すごくいろいろな役に挑戦したい時期ですし、あまりやったことがないイクオの方をやってみたいです。

――そうなんですね。小夏先輩がハマリ役だと勝手に思っていたので、普段からイクオっぽいのかなと思ってしまっていましたが(笑)。

本当ですか? 今の役は確かにテンションが高いので、そう思われるかもしれませんが、これまでは抑えめのトーンで、クールな役が多かったんですよ。小夏という役も初めてやるような新しいキャラクターだったので、「これは挑戦できる!」と思ってやらせていただいています。イクオッチの役も今までやったことがないジャンルの役なので、挑戦してみたいですね。いろいろと引き出しが欲しいですし、この1年は本当に勉強できたらいいなと思っています。

――最近特にドラマや映画でも引っ張りだこな印象ですが、昔から役者としてやっていくというイメージは持たれていたんですか?

いえ、全く考えてなかったです。最初は「ピチレモン」というティーン誌のモデルを4年半やっていたんですけど、そこを卒業するのと同時に今の事務所に移って、そのとき身長的にモデルは無理かなと思いました。じゃあ、何ができるのか、何をやりたいのか、と思った時に、浅はかなんですけど興味のあった、演技の世界を志しました。

でも、去年公開された「TOKYO TRIBE」という映画までは、お芝居が楽しくなかったんです。お芝居はできないし苦手なもの、という印象が消えなくて、とにかく人前でやるのがすごく嫌でした。出来上がった自分の作品を見るのも嫌で、本当にこの仕事は自分に合っているのかな?って思った時に「TOKYO TRIBE」のオーディションに受かって。露出もあったので、自分の中で大きな決断だったんですけど、その1カ月間の撮影を乗り越えたおかげで、この仕事を一生やっていこうという自信がつきました。

それからは、お仕事で演技をするのも楽しくなってきて、いろんな役に興味がでてきました。もっと早く好きになってしっかり役に向き合えば良かったな、って今はすごく後悔しています。

――では、具体的に今の目標はありますか?

1番大きな夢は、英語を喋れるようになって、お芝居も勉強してうまくなったら、“ハリウッド”に挑戦したいです。ハリウッドだったらやっぱりアクションがやりたいですね。それを1番大きな目標として頑張ります。

――では、最後に。「ウロボロス」もますます目が離せない第9話、そして最終話の2回を残すのみですが、ネタバレにならない程度に見どころを教えてください。

今晩(3月13日)放送の第9話は小夏の回と言っても過言ではない注目の回です。今まで皆さんが思っていた小夏先輩とは違う、たぶん誰も予想がつかなかった展開になると思います。最初から最後まで目が離せないし、いろいろと見どころがたくさんあるので、ハラハラドキドキを楽しんでいただきたいです! お見逃しなく!

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

ドラマ「ウロボロス~この愛こそ、正義。」
毎週金曜夜10:00-10:54
TBS系で放送

画像一覧
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  • 「ウロボロス~この愛こそ、正義。」で警視庁警務部所属の警部補・田村小夏を演じる清野菜名
  • 【写真を見る】「お肌ツルツル!(小栗旬談)」で話題の“ウラバラス”は聞けていないんだとか!
  • 第7話で間近で見た日比野監察官役・光石研の演技について「演技に引き込まれて、すごく感動しました!」と明かす
  • 今後の目標について、清野は「1番大きな目標はハリウッドです!」と目を輝かせた

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ウロボロス〜この愛こそ、正義。

出演者:生田斗真 小栗旬 上野樹里 吉田羊 ムロツヨシ 清野菜名 武田久美子 渋川清彦 光石研 モロ師岡 山口祥行 デビット伊東 康すおん  ほか

関連人物

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