9月スタートの朝ドラヒロインは波瑠に決定
NHK総合、NHK BSプレミアムで9月にスタートする'15年後期の連続テレビ小説｢あさが来た｣のヒロイン・白岡あさ役に波瑠が決定し、都内で会見を行った。
9月28日(月)～'16年4月2日(土)まで放送される連続テレビ小説、通称“朝ドラ”の第93作｢あさが来た｣は大阪が舞台。朝ドラ初の幕末からスタートし、女性が社会の表舞台に出ることは極めてまれだった時代に、銀行、生命保険会社を設立し、後には日本最初の女子大学設立に尽力した実在の人物・広岡浅子をモデルに、「今より少しでもみんなが幸せな世の中の実現」のために生き抜いたヒロインの物語を、夫婦の愛と姉妹の絆を軸に描く。脚本は大森美香が手掛ける。
2590人の応募者の中から選ばれた波瑠は「昨日の夜言われまして、昼に大阪で発表し、その後たくさんの方にあいさつしているうちに実感が沸き、心臓が潰れてしまいそうな気持でいます。たくさんの人に支えられて引っ張ってもらえて、ここに立っていると思いますので本当に感謝の気持ちでいっぱいです。精いっぱい頑張りますので応援よろしくお願いします」と緊張気味に第一声を。
'10年後期の「てっぱん」、'12年後期の「純と愛」、'13年前期の「あまちゃん」とオーディションを受けて、4度目の挑戦で大望がかなった波瑠は「運がないのかなと思った時もあったんですけど、頑張って続けてきて良かったな。やっと母や祖母の喜ぶ顔が見れるかなと思い、うれしい気持ちでいっぱいです」と喜びを語る。
演じるヒロイン・あさのモデルになった広岡浅子については「すごく力強い女性だと思いました。男性に負けず物事を動かしていける、行動力と発想力のある素晴らしい女性だと思います。その時代で戦ってきた女性ならではのしなやかな強さ、柔軟な部分を表現していきたいと思います」と役のイメージをコメント。
最後に「オーディションで得意なことを話してくださいと言われて『長風呂』と答えたので、それでケアをしながら乗り切りたいと思います。『あさが来た』というタイトル通り、見てくださる皆さんに朝のパワーをあげられるヒロインになりたいです」と意気込みを語った。
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
9月28日(月)～'16年4月2日(土) 全156回
毎週月曜～土曜 朝8:00-8:15ほか
NHK総合ほかで放送
原案＝古川智映子
脚本＝大森美香
出演＝波瑠
制作統括＝佐野元彦／プロデュ
ーサー＝福岡利武／演出＝西谷真一、新田真三、佐々木善春
