意外!?渡瀬恒彦と里見浩太朗が「9係」で初共演!!
4月22日(水)から放送が始まる「警視庁捜査一課9係」(テレビ朝日系)で、渡瀬恒彦と里見浩太朗の初共演が実現した。
「―9係」は、シリーズ開始から10年目を迎えるテレビ朝日の人気刑事ドラマ。変わり者の係長・倫太郎(渡瀬)や、倫太郎の相棒・直樹(井ノ原快彦)ら捜査一課9係の面々が活躍する。
そんな「―9係」シーズン10の第1話には、警視総監役で里見が出演。渡瀬とは共に東映の看板役者として活動した時期もあり、食事を共にすることもある友人だというが、意外にも今回が初共演となる。
里見が演じるのは、警視総監の神田川。内閣危機管理監の座を狙う神田川が、キレ者だという倫太郎のうわさを聞きつけ、値踏みしようと自室に呼び出す場面で、ベテラン俳優二人が顔を合わせた。
「君が加納君か。一度顔を見たくてね」「…ご用件はそれだけですか?」と、やりとりこそ短いものの、それぞれに思惑がぶつかり、今後の密な関わりを予想させるシーン。
緊迫感のあるシーンを撮影し終えた渡瀬は「最初のシーンは初共演とはいえ、しょっちゅう会っている方ですから初めてという意識はなかったですね」と振り返る。
渡瀬の言うように、二人は「京都の撮影所で、(渡瀬が)『おみやさん』('02年ほか、テレビ朝日系)を撮っている時に、僕は『水戸黄門』('02年ほか、TBS系)をやっていた。撮影所でよく顔を合わせて、近くの食堂でご飯を食べたり、たまにマージャンをやったり」(里見) という間柄。
里見が演じる神田川警視総監については、渡瀬は「温厚な里見さんが、野心家の警視総監。そんな役ができるのか、と里見さんに聞いてください(笑)。ただ、まだ僕の前ではいい顔しか出してませんから。僕がいなくなったときにどういう表情をしているか楽しみ」と冗談を交えながら語った。
里見自身は「今回の役は敵役ではないけど、ちょっとけん制し合う関係。演じていても面白いですね」とコメント。
「オールマイティでかっこいい警視総監では面白くない。自分の味方になる奴は徹底的に引き入れ、自分にプラスにならない奴は左遷する、といった警視総監の権力を出していけば面白い」とストーリーの展望も語ってみせた。
さらに今後については、「神田川が出ることで、『―9係』にも奥行きが出る。僕ら9係が一生懸命に動いて、その奥の方で里見さんたちがどーんと構えて動いてくれる。その対比が面白いと思います」(渡瀬)、「第1話では、神田川と倫太郎は顔を合わせる程度で軽いジャブの応酬といった感じ。これからの二人の関係がどうなっていくのか、僕も期待しています」(里見)と、新キャラクター・神田川が「―9係」にもたらす影響を両者とも楽しみにしている様子だった。
4月22日(水)スタート
毎週水曜夜9:00-9:54
テレビ朝日系で放送