「牙狼」謎の4人組『魔戒歌劇団』の詳細が発表!
3月21日に行われた「AnimeJapan 2015」の『牙狼<GARO>』ステージにおいて、雨宮慶太監督が登場。シルエットのみが公開されていた4人組ユニット「魔戒歌劇団」の詳細を発表した。
「魔戒歌劇団」は、『牙狼<GARO>』シリーズに出演してきた4人がREKKA(松山メアリ)、RYUME(桑江咲菜)、YUKIHIME(黒木桃子)、ANNA(大関英里)という劇中の役名で参加。『牙狼<GARO>』誕生10周年の1年間限定ユニットとして活動することが明かされた。
同シリーズは、'05年からテレビ東京系で放送されている特撮ドラマ。これまで4作にわたるテレビシリーズや映画化がなされ、現在はシリーズ初のアニメ「牙狼<GARO>―炎の刻印―」が放送されており、3月27日(金)に最終回を迎える。
また、4月3日(金)より、特撮ドラマ5作目となる「牙狼<GARO>―GOLD STORM―翔」が放送スタート。魔戒歌劇団は、ドラマのエンディングテーマを担当する。
当日の『牙狼<GARO>』ブースのイベントでは、主演の栗山航とヒロインの南里美希が司会を務める中、ゲストに雨宮監督、そしてこの日発表された「魔戒歌劇団」のメンバーである松山メアリ、桑江咲菜、黒木桃子、大関英里を迎え、トークが繰り広げられた。
シリーズの垣根を越えて4人の魅力的な女性キャラクターたちが競演するとあって、ファンの期待は高まるばかり。この日、初めて4人そろってファンの前に姿を見せると、会場は拍手と歓声に包まれた。
4人は『-GOLD STORM-翔』のエンディングテーマ「PRAYERS」を担当することも決まっており、この日は楽曲の音源の一部が初めて公開。すでにミュージックビデオの撮影も行われたそうで、『牙狼<GARO>』らしく、こちらもド派手な演出が満載のよう。
桑江は「ワイヤーでつられたりしました」と笑うと、大関も「私がワイヤーでつられている間に、みんなが写真を撮って“手乗り大関”とかやってたりして(笑)」と和気あいあいとした現場の様子を明かした。
“歌劇団”ということで、雨宮監督いわく「歌って踊ってます」とのことだが、以前からダンス経験のある大関は「今回はまるで経験のない、踊ったことのないジャンルだったので苦労しました」と述懐。
黒木は「歌は(以前から)歌ってたけど、ダンスは初めてで…」と戸惑いを口にしつつも、桑江によると「レッスンは2日間だけだったんですけど、4人で集合して自主練をして、さらにレッスンでもしごかれまくってました(笑)」と語った。
そのかいもあったのか黒木は「四十肩みたいになりました…」と苦笑交じりに苦労を漏らしつつも、満足のいく仕上がりになっているよう。
司会の栗山も「みんな、ピッタリそろっていて格好良かったです!」と絶賛した。
17歳で『牙狼<GARO>』シリーズに初めて参加した松山もすっかり大人になり、10代のころを知る雨宮監督も、一緒にお酒が飲めるようになった彼女の成長ぶりに感慨深げ。
松山は「(出演する)作品も増えて、今回は『魔戒歌劇団』にREKKAとして参加して盛り上げることができるのは、ファンの皆さんのおかげです」とあらためて長きにわたるファンの応援に感謝するとともに、歌劇団に参加できる喜びを口にした。
ちなみに、今回の歌劇団では松山はリーダーに就任しているが「私は何もしなくても咲菜ちゃんが全部やってくれるので」とメンバー最年少の桑江が実は“裏番長”であることを明かし、会場は笑いに包まれた。
年齢にまつわるトークでは、栗山がほぼ初対面の大関に対し「ゼッキー、未成年じゃないの?」と、うっかりと“地雷”を踏んでしまい「(栗山さんよりも)年上です。歌劇団の最年長です!」と返され、「すみません…」と即座に敬語になり場内が爆笑する一幕も見られた。
4月3日(金)スタート
毎週金曜 夜1:23-1:53
テレビ東京系にて放送
「牙狼<GARO>―炎の刻印―」最終回
3月27日(金)夜1:23-1:53ほか
テレビ東京ほかで放送