プロレスラー オカダ・カズチカが上半身裸でアフレコ
新日本プロレスのオカダ・カズチカ選手が、アニメ「ワールドトリガー」(テレビ朝日系)で声優に初挑戦した。
オカダ選手といえば、プロレス業界にカネの雨を降らせる男“レインメーカー”として知られる人気レスラー。昨年1月に行われた新日本プロレスの東京ドーム大会でもメーンを張り、人気再興中の業界を象徴する選手の一人だ。
そんなオカダ選手が声優に初挑戦する「ワールドトリガー」は、週刊少年ジャンプで連載中の人気漫画で、昨年の10月からアニメ化され放送中。
“近界民(ネイバー)”と呼ばれる異世界からの来訪者・空閑遊真と、近界民の侵略に対抗する防衛機関・“ボーダー”の隊員・三雲修の交流と成長を描くSFアクションだ。
オカダ選手が出演するのは4月5日(日)放送の第24話。ボーダーのC級隊員役を演じ、本編後のコーナーでは、主人公の一人・空閑遊真(声・村中知)との掛け合いも展開する。プロレスといえば選手たちのマイクパフォーマンスも見どころだが、リングとは一味違ったパフォーマンスを見せてくれそうだ。
アフレコでは、オカダ選手はプロレスの入場時に着用するコスチューム姿でスタジオ入り。まずは主人公・村中のアフレコを見学となったのだが、すでに臨戦態勢のオカダ選手は、ガウンを脱ぎ捨て上半身裸に。これには「アフレコ室に裸で入った人は初めて！」とスタッフも大ウケだった。
しかし、笑顔の裏でオカダ選手の緊張は高まり、いつもは“カネの雨”を降らす男が、「両脇から嫌な汗」を降らせるほど。
アフレコが始まると「びびっているようにせりふを言ってほしい」というスタッフのリクエストに、「もうすでに(自分が)びびってますから(笑)。はぁ、怖い、この部屋から逃げたい」と“らしからぬ”せりふも飛び出した。
アフレコ終了後も、「東京ドームで試合して喋る方が楽なくらい、緊張しました」と語り、「自己採点するなら37点…いや120点です。とはいえ、僕なりの120点なので、視聴者の皆さんには、プロと素人のレベルの違いを見てもらえれば」と控えめなコメントに終始。
しかし、収録の合間に地道にせりふを練習したかいもあって、村中やスタッフが手放しで褒めるほどの成長を見せていた。
本人も、終わってみれば楽しかったようで、「村中さんのアフレコを目の前で見た時は『すごい、本物だ！』って、テンションが上がりました。次もまたオファーがあれば、ぜひやりたいです。喉のコンディションを整えながら、(オファーを)待ちたいです」と早くも次の出演に向け意気込んだ。
作品については、「まるでプロレスみたいに、どんどん強いキャラクターが出てくるところや、チーム戦が面白い。好きなキャラは、ボーダーのスナイパー・雨取千佳。名前に“雨”が入っていますから、“レインメーカー”としては気になります」とお気に入りのキャラも見つけた様子。プロレス界のヒーローが、アニメの世界でどんな活躍を見せるか注目だ。
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
毎週日曜朝6:30-7:00
テレビ朝日系にて放送中
※オカダ・カズチカ選手出演の回は4月5日(日)に放送
