三宅裕司「松嶋尚美はいつでも自由奔放！」
4月4日(土)からNHK総合で放送される新番組「きわめびと」(毎週土曜朝9:30-9:55)の試写会が行われ、司会の三宅裕司、松嶋尚美、一柳亜矢子アナが登場した。
同番組は視聴者から寄せられたさまざまな悩みに、第一線で活躍する「きわめびと」を派遣し、極意を伝授するバラエティー。
第1回目は「やる気スイッチ」(仮)と題し、書籍「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」(KADOKAWA)の著者で塾講師の坪田信貴氏が、受験生のやる気を引き出す秘密を教える。
三宅は番組について「良い番組と出合ったなというのが率直な感想です。普段われわれが生きている中で、身近なところで悩んでいることを、本当にその道を極めた人に助言をもらうという部分で言うと、自分が生活していく中で為になることを深いところまで言ってくれています。
そして、今回1回目を見返して言えば、出演してくださった親子に感謝したいんですけど、誰もが『私もそうだな…』ってやってしまっていることが、“きわめびと”からすると間違っているというところが、まさに見ていて目からウロコというか、『ああ…俺もやってるな。本当は間違いなんだ』とういうことが分かります。
生活に密着したちょっとしたことを気付かせてくれる本当に良い番組だなと思います」とコメント。
松嶋は「収録を3回やってみて、NHKさんやから難しいかと思ったら、簡単で分かりやすくて、この私でも理解できるような感じでした。1回目の放送で出てくる『子供のすてきなところを20個書き出して、暗記してください』っていう方法があったんですけど、それを私の知り合いの人がやって、本当にその日の夕方から息子に対しての関わり方が変わって、息子もお母さんに対する態度が変わったって言うぐらい、1日で効果があったりします。
最近の収録であった、好き嫌い対策の男の子がいたんですけど、うちもちょっと悩んでいたので、同じようなことを実践してみたら食べたんですよね！ だからそんなに小難しいことは全くないので、ぜひ見てトライしてもらいたいなと思います。
今後は子供のことだけじゃなく介護のことなど身近な問題にたくさん触れていきますので、見てください」と誰でも実践できるアドバイスが多く、分かりやすい番組であることをアピールした。
一柳アナは「お二人のスタジオでのトークがとても楽しくて、“きわめびと”とお二人の会話の化学変化が面白いです。進行を頭の片隅に入れつつも収録を楽しもうという気持ちで臨んでいます。
松嶋さんもおっしゃっていましたが、すぐまねできるので、『私こんな良いこと聞いちゃった』と思えて、誰かにちょっと話したくなるような番組をこれからも作っていけたらと思っています」と意気込んだ。
三宅は松嶋について「松嶋が自由に暴走して、私はそれをまとめるという形ですね。松嶋は、現在進行形の子育てを主婦としてやっているので、実際今悩んでいることは松嶋の方がたくさんあって、僕は一応子育ても終わって、60も過ぎて、そういう立場から見方の違いみたいなのがぶつかると面白いなと思っています」と今後の抱負を語った。
一方、松嶋は「私はいつも三宅さんの横にいる女の小倉(久寛)さんと思っていただければと思って、自由にさせてもらっています。あとは、男と女の感覚の違いとか思ってたことの違い、年齢差や今までリーダーや座長という立場の人と使われる人との違いとかも出てくると思うので、その辺りでお話できればと思っています」と展望した。
また、「極めていること」を聞かれた三宅は「私はやはり喜劇作りにまい進しておりますので、お客さんを舞台から笑わせるための間の取り方、微妙な間、お客さんにどう息を吸わせるか、そういうことですかね(笑)」と答え、松嶋が「その質問がきょうは来そうやなと思って、考えてはいたんですけど…ありません！ 極めていません！(笑)」と潔い返答。
すると三宅が「たぶん、どうしたら松嶋ぐらい自由に生きられるかというのはあるかもしれませんね。スタジオでも自由なんですよ。急に全然関係ないこと言い出しますからね。そうなるにはどうしたら良いのかっていうのはね。でも自分で分かっていないというところが、良いのかもしれませんね」と笑いながらフォローしていた。
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4月4日(土)スタート
毎週土曜朝9:30-9:55
NHK総合で放送
