「マッサン」から「まれ」へ、朝ドラバトンタッチ
3月28日(土)で最終回を迎えるNHKの連続テレビ小説「マッサン」の主人公夫婦を演じた政春役の玉山鉄二とエリー役のシャーロット・ケイト・フォックス、30日(月)スタートの次作連続テレビ小説「まれ」のヒロイン・希役の土屋太鳳が3月26日、「まれ」の収録が行われている東京・渋谷のNHK放送センターのスタジオでヒロインバトンタッチセレモニーに登壇した。
「まれ」の撮影前に「マッサン」を見ていたという土屋は「長い撮影お疲れさまでした。すてきなご夫婦の姿とすてきな物語を届けてくださって、もうすぐ(主題歌の)『麦の唄』が聞けなくなると思うとすごくさみしいです。いつもパワーをもらってました」と感謝の言葉を送った。
土屋から花束を贈られた玉山は「正直すごく大変です。僕もシャーロットも倒れました。頑張った自分も良くなかった自分もちゃんと向きあって、頑張った時にはほめてあげてダメだったときにはちゃんと反省して向きあうことが大事な現場だと思います。朝ドラという現場はちゃんと向きあって問題を解決していくことでいい作品だできると僕は思います。撮影はまだ残り半分あると思いますが、スタッフと他のキャストの皆さんと楽しんで“ものづくり”を楽しんでください」と土屋にアドバイス。
花束を渡しながら土屋を抱き締めたシャーロットも「今は終わりがないように感じるかもしれませんが、本当にあっという間に終わりが来てしまうので、一日一日を大切にしていってください。大変なこともあると思いますが、必ず乗り越えられる」とエールを送り、「何でも私に言ってきてください。お弁当を持って来たり、マッサージしに来ます」と話し、笑いを誘った。
セレモニーでは、玉山&シャーロットは、エリーの故郷スコットランド伝統のタータンチェック模様のマグカップと、スコットランド伝統の楽器バクパイプがデザインされたエプロンを土屋にプレゼント。
「このマグカップで温かいものを飲んで体を癒やしてください」と玉山に言われた土屋はエプロンを付けながら「朝ドラのバトンと一緒に心の支えにしていきたいです」と大喜び。
一方、「まれ」の舞台・石川県の伝統工芸、輪島塗のペアカップを土屋から渡された玉山は「めおとカップを頂いたんですが、僕とシャーロットは遠距離恋愛(!?)になってしまうので、エリーが日本に来たときにはこのカップを一緒に使って飲みながら、思い出を語り合いたい」と語り、シャーロットも「このカップを見たときは、鉄二さんを思い出します」と笑顔で話した。
NHK BSプレミアムは3月28日(土)朝7:30-7:45
NHK総合は3月28日(土)朝8:00-8:15
連続テレビ小説「まれ」
3月30日(月)スタート
NHK BSプレミアムは毎週月曜~土曜 朝7:30-7:45
NHK総合は毎週月曜~土曜 朝8:00-8:15