斎藤工が板谷由夏に大胆発言「僕たち、やらしいね」
斎藤工と板谷由夏が製作総指揮を手掛けたショートムービー「ALL FOR CINEMA」の完成を記念し、一夜限りの舞台あいさつ&ディレクターズカット版上映イベントが、グランドオープンしたばかりの東京・109シネマズ二子玉川で行われた。
舞台あいさつにはWOWOWシネマで放送中の映画情報番組「映画工房」のレギュラーである斎藤、板谷、映画解説者の中井圭氏の3人と、ショートムービーの監督・柿本ケンサク氏、ヒロインの木下美咲が登壇。
本作は'14年10月にWOWOWシネマで行われた映画関連4番組対抗のプレゼン対決企画「All For Cinema!~みんなの映画応援プロジェクト~」をきっかけに誕生。
109シネマズとコラボレーションし、全国18サイト/164スクリーンの109シネマズの全作品の映画本編開始時間前の幕間(特別興行作品を除く)で4月25日から3カ月間上映される。
オーディションを経て出演をつかみ取った木下は「撮影は2日間で行われました。あっという間で、だけど長くて不思議な時間でした。主演の安藤(政信)さんの持つ独特の雰囲気のおかげで現場にスッと入っていけました」と謙虚に撮影を振り返った。
斎藤からの熱烈なラブコールで、監督・脚本・撮影・編集を手掛けた柿本監督は「撮影は2日間で撮り切らなければならなかったので、ロケ地の選定などは大人の事情がありました(笑)。日ごろはMVやCMを作っているのでスマホで見てもらうことを想定していますが、今回は映画館の大スクリーンで上映するので、アングルの切り方などは意識しました」とこだわりを明かした。
斎藤は「『テレビで映画を見ましょう』という映画放送チャンネルと、『映画館に足を運んで下さい』というシネコンがタッグを組むというのは奇跡的なこと。その美しい場面に携われた自分は幸せだと思います。テレビと劇場をつないでいるのは、映画愛でしかないわけですから!」と興奮しながらコラボレーションを絶賛。
板谷も「水中の特撮シーンとかもあるのに、限られた時間で撮り切ったスタッフは素晴らしいですよ!」と感激の様子。
上映中、場内のリアクションが最も大きかったのは、スピルバーグ監督のような身なりの斎藤が“カメオ出演”するシーン。
斎藤が「僕、どこに登場したか気が付きましたか?」とおどけると、板谷が食い気味に「分かるわ!上映前に工君のシーンについて『すごいことになってる』ってスタッフから聞いていたけど、本当にすごかった(笑)」とツッコみ、会場を沸かせた。
柿本監督が「斎藤さんの登場シーンに映り込むカメラマンは、安藤さんの出世作『キッズ・リターン』('96年)などでカメラマンを務めた柳島克己氏、つまり“本物”だったんですよね」と明かすと、斎藤が「僕、現場で浮いてましたね(笑)。安藤さんや柳島さんの邪魔にならないようにしていました」と申し訳なさそうな表情を見せた。
木曜夜にイベントが行われたことから、最後に斎藤から「僕と板谷さん、今同じドラマ(フジ系『医師たちの恋愛事情』)に出演していまして。無理にとは言いませんが、帰ってドラマも見てください」と大胆アピール。
板谷も「ショートムービーももちろんですが『映画工房』もよろしく!」と番宣ムードを逃さず便乗。
斎藤は「僕たち、やらしいね」と不敵な笑みを浮かべて会場を後にした。
全国109シネマズで7月下旬まで上映中
※特別興行作品を除く、全作品の幕間(本編開始時間前)で上映
製作総指揮=斎藤工、板谷由夏
監督・脚本・撮影・編集=柿本ケンサク
出演=安藤政信、木下美咲、名倉右喬、木村八重子、柳島克己
「映画工房」
毎週月曜 夜8:45-9:00ほか
WOWOWシネマほかにて無料放送
出演=斎藤工、板谷由夏、中井圭