7月期“木10ドラマ”で北川景子と川口春奈が初共演
北川景子が主演を務める7月期木曜劇場「探偵の探偵」(毎週木曜夜10:00フジ系)に、川口春奈が“相棒役”で出演することが分かった。'09年10月期の月9ドラマ「東京DOGS」で女優デビューした川口は、'10年10月期の月9ドラマ「流れ星」以来のレギュラー出演となる。
「探偵の探偵」は松岡圭祐原作のサスペンスで、「探偵を追う探偵」という異色の設定の物語。
北川演じる紗崎玲奈(ささき れな)は、妹の死にまつわる残酷な過去をきっかけに中堅調査会社スマ・リサーチ社を訪れ、同社が経営する探偵学校での2年間にわたる修行を経て、'13年4月に同社に入社する。
以降、新設された悪徳探偵業者を調査、追及する“対探偵課”において、たった一人の調査員として切り盛りしてきた孤独な女探偵という役どころ。
一方、今回出演の決まった川口は、就職活動に失敗して「どこかに就職しなきゃ」という軽い気持ちで求人広告で見つけたスマ・リサーチ社に入社してきた峰森琴葉(みねもり ことは)を演じる。
探偵業に対して初めは「知的な仕事」というイメージを持っていたが、対探偵課に配属され、玲奈と行動を共にするうち「探偵業は最低のブラック企業」と思うようになっていく。
勉強熱心ではあり、探偵の仕事についての飲み込みは悪くない性格。玲奈とは会社の近くにある社員寮で同居することになり、姉妹のような関係になりたいとも感じているが、玲奈の心の奥にある闇の正体をつかみかね、玲奈の力になりたいという思いと、これ以上この業界にいていいのかという思いが混在する女性だ。
原作にも登場する琴葉だが、ドラマでは物語の設定上オリジナルの要素が加わっているところもあり、原作ファンにとっても注目が集まる。
■川口春奈のコメント：北川さんとご一緒するのは初めてですし、内容的に二人の関係性がすごく大事かな、と思ってやっています。琴葉の心情の変化というか、最初は全然未知の世界でビビッているけど、ひもといていけば事件に関係しているのかなっていう部分もあったりもするんです。
(今回出演が決まって)すごくうれしかったですけど、登場人物の中で一番普通の人の感覚を持っている役なので、北川さんとのキャラクターの違いを出していかなきゃと思っています。
(北川は)役のイメージなのかもしれないですけど、キリッとした、凛とした方という印象がありました。ご一緒して、すごく明るくて気さくで、たくさん話し掛けてくれますし、“お姉さん”っていう感じがしています。
役の上でも今後、慕い慕われという関係性になっていくと思うので、北川さんで良かったなと思いますし、ご一緒していて楽しいです。
本当に、毎話毎話(アクションシーンが)激しいです。大変そうだなっていうシーンがいっぱい出てきて。やっぱり個人的には、玲奈さんと琴葉の、徐々に生まれてくる関係性や絆に注目してもらいたいですね。今はビビッている琴葉ですけど、カッコイイ女性に成長できると思いますので、役作りも含めて自分も頑張っていきたいと思っています。ぜひ見てください。
■北川景子のコメント：(川口は)みずみずしくて爽やかで健康的で、“永遠の10代”って印象を持っていました(笑)。過去に放送されていたスポーツ飲料のCMが印象的で、はつらつとしていて生命力を感じる正統派な女優さんなのかなと。性格的にはおとなしくて口数もあまり多くないのかなって勝手に思っていました。
実際は明るくてたくさんお話しする方でした(笑)。私と川口さんは、お互いに距離感のある役柄を演じることもあって、撮影の間でも仲良くなるには時間がかかるかな、と気にしていたんですけど、女性同士ということもあって、お互いに“美容”のことや“食生活”のことなど“ライフスタイル”を話題に楽しくお話ししています。
実際に私には妹はいないんですけど、“なんか本当の妹ができたみたい”って思います。今後、劇中で玲奈と琴葉の絆が芽生えたとしても“川口さんとだったら上手に演じられそうだな”ってすぐに思えましたし、琴葉が川口さんで本当に良かったです。
かわいいですし、見ているだけで癒やされますし、根っからの愛されるキャラクターで本当の妹だったらいいなって(笑)。
激しいアクションシーンを撮影した後に、「お疲れさまでした！」って川口さんの変顔写真付きメールが送られてきて…たぶん、私を元気づけるためにだと思うんですけど(笑)。
私からも川口さんに面白い写真を送ったりもしますね。撮影中は冷たくするシーンが多いんですけど、それ以外の時は笑顔で仲良くしていただいています。そういう意味では、オンとオフが大事な現場ですね。
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
7月スタート
毎週木曜夜10:00
フジ系で放送
原作＝松岡圭祐
脚本＝徳永友一
演出＝石井祐介、品田俊介、森脇智延
出演＝北川景子、川口春奈ほか
