北川景子の探偵ドラマに井浦新、ユースケ、三浦貴大ら
北川景子が主演を務める7月期の連続ドラマ「探偵の探偵」(毎週木曜夜10:00フジテレビ系)に、井浦新、ユースケ・サンタマリア、三浦貴大らが出演することが発表された。
同作は「探偵を追う探偵」を軸にした松岡圭祐原作のサスペンス。北川は亡き妹のため、命懸けで探偵を追う孤独な女探偵・玲奈を演じる。その相棒役を川口春奈が務めることも話題を呼んでいる。
井浦が演じるのは、玲奈が入所した探偵事務所の社長・須磨康臣(すま やすおみ)。現役時代は優秀な探偵で、現在はいちビジネスマンとして健全な会社運営を心掛けている。過去には人生が闇に覆われるほどのつらい体験をしたこともある役どころだ。
ユースケは阿比留総合探偵社の社長・阿比留佳則(あびる よしのり)を演じる。警察への捜査協力を積極的に行うことで名前を売り、マスコミにも多く登場する自己顕示欲の塊のような人物だ。葉巻とサングラスを愛するキャラクターだが、劇中には実際にユースケが私生活で使っているものが登場する。
また、三浦は警視庁捜査一課のノンキャリア出身刑事・窪塚悠馬(くぼづか ゆうま)を演じる。訳あって8歳になる一人娘・柚希を母親の実家に預けながら仕事をしており、はじめは探偵という職業に対して強い嫌悪感を抱いていたが、玲奈の過去を知り、徐々に彼女に共感していく。
なお、井浦は「リッチマン，プアウーマン」('12年)以来、ユースケは「dinner」('13年)以来のフジテレビ連続ドラマのレギュラー出演。三浦は今作がフジテレビドラマ初出演となる。
この他、玲奈の殺された妹・咲良のDNA鑑定を担当した大学病院の医師・矢吹洋子(やぶき ようこ)役に高岡早紀が決定。さらに川口演じる峰森琴葉(みねもり ことは)の姉・織田彩音(おだ あやね)役の中村ゆりや、坂東志郎(ばんどう しろう)役として相島一之らの出演も発表されている。
■井浦新コメント：探偵作品に魅了されてきた私としては、役者をなりわいとするようになり、いつの日にか！と思いを募らせてきました。今回、「探偵の探偵」で、初探偵作品に参加させていただけることを光栄に思っています。
この作品は、時代を映す鏡のような作品だと感じています。政治や経済、人々の暮らしも日々変化する現代において、犯罪も多様化し想像もできなかった事件が起こります。それを正面から捜査するのが警察ならば、北川景子さん演じる紗崎玲奈は、全く新しい独自のやり方で事件に風穴を開けてゆく。見るものに衝撃を与えてゆくことでしょう。
そんなニュータイプを部下に持つ須磨康臣という男もかなりのくせ者かもしれません。陰と陽を自在に操り、底知れぬ闇をみじんも感じさせずに探偵社の社長を務めている。
須磨の過去を想像し血肉を通わせながら、この男の未来に何が起きるのか？ 何をたくらんでいるのか！ 付き合いがいのある役柄に、演じる難しさと楽しさをいただきながら、スタッフ・共演者の皆さまと最後まで走り抜けたいと思います。
■ユースケ・サンタマリアのコメント：台本に書かれていない阿比留のキャラクターに命を吹き込みたい。説明せりふも多い役でアドリブを入れる余白もあまりないのですが、隙間があれば彼の人間性を入れ込んでいます。
(阿比留の必須アイテムで出てくる)葉巻やサングラスは私の趣味(笑)。葉巻は僕の好きな銘柄でシガーケースが格好良くて、サングラスは僕の私物なのですが、日常のユースケ・サンタマリアを役に取り入れることで(阿比留というキャラクターが)面白くなるのでは、と。
今回の阿比留は、最初のころ、善人なのか悪人なのか何も考えてない人なのか(笑)、視聴者の方も分からないかもしれませんが、阿比留なりの正義感を持っている、それが世間一般的にはどう映るのか？ 北川さん演じる主人公的にはどう映るのか？ 正義は一つじゃないということは意識して演じています。
■三浦貴大のコメント：今回、窪塚という役で参加させていただき大変うれしく思います。警察の中でも一人、阿比留という探偵のやり方に疑問を持ち、戦っていく熱血漢でありながら、クレバーな面も持ち合わせている人物像を演じていきます。
「探偵の探偵」という作品ですが、警察という第三の勢力として良きアクセントになっていければと思います。また、玲奈との今後の関わりも楽しみにしていただければと思います。
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
7月スタート
毎週木曜夜10:00
フジ系で放送
原作＝松岡圭祐
脚本＝徳永友一
演出＝石井祐介、品田俊介、森脇智延
出演＝北川景子、川口春奈、三浦貴大、伊藤正之、六角慎司、高山侑子、渋谷謙人、阪田マサノブ、芳根京子、相島一之、中村ゆり、佐戸井けん太、ユースケ・サンタマリア、高岡早紀、井浦新ほか
