NHK BSプレミアムで6月2日(火)、16日(火)に「燃えよ空想~シェイクスピアゲーム」が放送される。
昨年9月に放送され人気を博した番組が再登場。出演者は前回に引き続きムロツヨシ、又吉直樹、長谷川忍、肘井美佳。そして今回は新たにマギー、本田翼が参戦する。
番組では、ゲームマスターのムロと、プレーヤーの又吉、長谷川らで円卓を囲み、与えられた舞台設定を5人全員で吟味し、それぞれ演じる“役”を決定。その役を演じながら、全員で一つの物語を即興で作り上げていく。
物語に“オチ”がついた後、全員で振り返り「あそこが良かった、ここをもう少し盛り上げていけば良かった」と感想を言い合い、物語の中で一番活躍した人にはMVPとしてリンゴが贈呈される。
筋道を即興で作っていかなければならないため、どれだけ全員が連帯意識を持てるかがポイントとなる。
また、もう一つの見どころは、肘井、本田女性二人の活躍。肘井は昨年に引き続きの参戦となるが、体当たりで役を演じ“キーフレーズ”を投げ込む。肘井の機転や発想力に芸人があぜんとしてしまうシーンも。
一方本田も「妖怪オーディション」というテーマでは、「くるくる~ぷん」という妖怪に扮(ふん)して挑み、長谷川との掛け合いを披露、物おじしない度胸を見せつけた。
又吉は「肘井さんも本田さんも二人とも共通してぶっ飛んだところがあるので、それが面白いです。(番組は)個人戦ではなくてチームワーク。設定も面白いですし、登場人物が出そろったところでどういうふうに物語が動いていくのかを想像しながら見てもらいたいです」とコメント。
ムロは「前回はこのゲームが成立するのか?という不安もありましたが、今回はとても楽しめました。前回からの反省点として、“奇跡待ち”はやめよう、ということがありました。
前回はどうしても誰かの一言を待ってしまうところがあった。今回はそれぞれが行動して作っていくというのがポイントでした。それが良い方向に行ったと思います」と満足げな様子。
またムロは「(ゲームマスターとして)まとめるより、終わり方をきれいにしたいという目標がありました。一つくらいはいいオチができればいいなと。良いオチができたかどうかは視聴者に判断していただければいいなと思います。僕も実際見て楽しみたいです。
今回は出演者の皆さんに助けられました。僕は頼りになるゲームマスターよりも皆さんに助けられながらストーリーを作っていくゲームマスターを目指しているので、これを続けていければいいなと思います」と今後の抱負を述べた。
視聴者へのメッセージとしてムロは「演者がとても楽しめた番組です。演者の皆さんの顔を見ても、同じようにみんな楽しんでくれていたので、それを見ていただきたいし、これはマギーさんの言葉ですが、『これをやるとみんな仲良くなるね』と。
ゲームは競い合うだけではなく、そういう趣旨もあっていいんだなと再確認できました。もし見ていただいて、いいなと思われたら、口コミなどで広めてください。続編ができるので…続編を期待しています! 皆さん、またぜひ見てください!」と力強くPRした。
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