7月期にテレビ朝日系の木曜夜9時枠で放送される武井咲主演ドラマ「エイジハラスメント」に稲森いずみ、小泉孝太郎らが出演することが分かった。人気実力を兼ね備えた名優たちが武井の脇を固める。
同ドラマは、武井演じるヒロイン・英美里がいまだに日本企業にはびこる“年齢差別”などのさまざまなハラスメントと、陰湿ないじめに敢然と立ち向かう姿を描く。
意欲、能力、向上心にあふれる上、若さと美貌を併せ持った、一見すると羨望(せんぼう)の的ともいえる英美里だが、“女性活用”は口先だけの旧体質な総務部に配属されたことで、彼女の持つもの全てがハラスメントの対象となってしまう。
原作は日本を代表するヒットメーカー・内館牧子が'08年に刊行した同名自著(幻冬舎刊)。今回も自らドラマ脚本の筆を執る。内館の連続ドラマ登板は'05年に放送された「汚れた舌」(TBS系)以来10年ぶり、テレビ朝日では'07年に放送された新春ドラマスペシャル「白虎隊」以来8年ぶりとなる。
そんな夏の暑さに負けないくらい熱いドラマに出演するキャストたちが決定した。
女性初の総務課長で新入社員の英美里を受け入れる大沢百合子を稲森が、入社3年目の“総務の王子様”井川優役には瀬戸康史、“イクメン”の総務課長代理・佐田航一は要潤。
元駅伝選手で会社にもスポーツ枠で入った平本大輔は大倉孝二が、アニメ声で女子力高い高橋心音役は内藤理沙、四大卒だが一般職で入社した野田ミカを原幹恵、病気がちな総務課主任・伊倉正雄役は杉本哲太、ハラスメントが服を着ているような総務部次長・浅野誠を吹越満が演じる。
そして、英美里の父・吉井高男役に浅野和之、総務課の“お局”一般職社員・中里桂子を麻生祐未、権威主義の男尊女卑主義者の総務部長・高山徹太郎役に竹中直人、ジェントルマンで次期社長も確実視されている総務担当役員・権藤進役に風間杜夫、百合子(稲森)を差し置いて繊維二課の課長に抜てきされる保科晶彦を小泉が熱演する。
超豪華メンバーが彩るエイジハラスメントの世界。武井をめぐって繰り広げられるハラハラドキドキのオフィスシーンを仕事そっちのけで見守りたい。
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