9月28日(月)からスタートする次期連続テレビ小説「あさが来た」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほかNHK総合ほか)のスタジオイン取材会が行われ、波瑠、玉木宏、寺島しのぶ、升毅、近藤正臣、宮崎あおいが登壇した。
「あさが来た」は、“朝ドラ”初の江戸時代、幕末からスタートし、激動の時代の大阪を明るく元気に駆け抜けたおてんば娘と、陽気にヒロインを支える夫の“おもろい夫婦”の物語。
5月15日に京都・松竹撮影所でクランクインし、6月2日からNHK大阪放送局でスタジオ収録がスタートした。
ヒロイン・今井あさ役の波瑠は「初めて今井家のセットを見て、本当に豪華ですごくびっくりしています」と朝ドラ史上最高といわれるセットにびっくりした様子。
あさの姉・はつ役の宮崎も「私もきょう初めてセットに入ったんですが、本当に立派で、お衣装も毎回すてきなお衣装を着させていただいているので、この中でこのお衣装を着て、お芝居をするのがとても楽しみです」と豪商の今井家らしい豪華な衣装の印象も語った。
また、あさの夫になる白岡新次郎役の玉木も「早速、午前中から撮影させてもらって、『大河ドラマ』を撮っているような気分で入りました。本当に立派な日本家屋がここのスタジオの中に建っていて、すごくテンションが上がる撮影でした」と熱が入った収録を語る。
あさの母親・梨江役の寺島は「スタジオ初日で緊張しているんですけども、このすてきなセットを見て、カツラと衣装を身に着け、『梨江さんてこう人だったのかな』というふうに(役に)自分がどんどん入っていくような気がします。主人公のあさと、正反対のはつの二人、あともう一人、久太郎の3人を育てた母の役なので、厳しい夫と、それを見守る静かな“静の強さ”を持った女性を演じられたらと思っています」とセットを見て気を引き締め、意気込みを語った。
「ようこそ今井家へ。当主の忠興役、升毅です。この家全て、今、私のものです(笑)」とおどけたあいさつをした、あさの父親・忠興役の升は「先ほど、うちの家内も申しましたように、厳しい夫であり、厳しい父として、ロケからスタートしまして、きょうも朝から今井家で2シーンほど撮りましたが、ずっと怒っています。怒り続けております。もう怒って怒って怒って、最後にちょっとでも『あ、優しいな』という部分が見えれば、大成功かと思います」と自らの役をアピール。
そして、新次郎の父親・正吉役の近藤は「きょうが、初めてのセット撮影でしたので、全然緊張してないつもりやったんですが、1回目の撮影で、えらいNGを出しました!(笑) これからも時々、そういうのあると思うんですけど、まぁ、なんにしても遊び人の息子の父親でございます。血はやっぱり争えんなぁという、息子を見習うて、ちょっとフラッとした男を演じてみたいと思います」と演じどころを語る。
最後に、第1次ロケの様子を聞かれた波瑠は「天気にも恵まれ、無事に終わってよかったと思います。本当に暑くて、熱中症になる人が出るんじゃないかと、少し心配にもなったのですが、皆さん最後まで元気に乗り越えました。これからスタジオですが、頑張ります」と語った。
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