早乙女太一が明かす「女形が嫌だった」「熱い人苦手」

2015/06/04 11:30 配信

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WOWOWドラマ「ふたがしら」に出演する早乙女太一

WOWOWドラマ「ふたがしら」に出演する早乙女太一

6月13日(土)よりWOWOWプライムで連続ドラマW「ふたがしら」が放送開始となる。

本ドラマは同名漫画を原作に、松山ケンイチ主演でドラマ化したエンターテインメント時代劇。演出は入江悠、脚本は中島かずき、音楽をSOIL&“PIMP”SESSIONSが手掛け、疾走感ある映像を作り上げる。

主人公・弁蔵(松山)の“クールで色男”な相棒・宗次を演じた早乙女太一に撮影エピソードやドラマの見どころを聞いた。

“百年に一人の女形”と称された早乙女のホームグラウンドである大衆演劇「劇団朱雀」がことし2月末に解散。解散後最初のクランクインとなった本ドラマのオファーに「いろいろと試したり、大衆演劇の経験を生かせるところは生かしたいと思いました」と振り返る。

実際の撮影に入ると「京都の3月を舐めてましたね。初日は琵琶湖近くで撮影したのですが着物が薄いので、寒くて寒くて凍えました。衣装のままで行きたかったのですが、寒さに屈し、翌日からはヒートテック4枚着て対策しました」と失敗も。

「現場では監督や松山さんと細かく徹底的に打ち合わせることもなかったけど、かと言って雑談をすることもなかった。監督とは撮影が終わってから鍋を食べに行きましたが、そこでやっといろんな話をしたかな。現場では喫煙所で『ブログ見たよ。全然更新してないじゃん』って言われたくらいです(笑)」と裏話を明かした。

原作漫画はあえて読まなかったという。「原作のイメージに引っ張られたり、影響されたくなかったという思いが大きかった。原作を好きになってしまったら『原作からずれたくない』『実写化されたくない』と思ってしまう。(自分は読まないことを貫いて)原作を読んでいた松山さんに『原作と大きく逸れてしまいそうになったら、教えてください』とお願いしました」と原作との向き合い方にはこだわりがある様子。

早乙女が演じた宗次のキャラクターについて「まず設定が『クールな色男』ですから(笑)。脚本の印象では、青年のクールさ、大人のクールさ、だけど人間らしさもあってつかみどころがなかったんです。松山さんは『どんどんやってみたらいいよ』と言ってくださって。“口を閉じない”というしぐさはその取り組みの中で決まりました。

宗次は自分の気持ちをあまり話すタイプではないですし、弁蔵とバディと言っても100あったら1しか合わないようなコンビ。“できるだけ合わせない”を心掛けて、松山さんと呼吸を合わせないとか、目を合わせないというのは意識しました。好きなせりふは『脅さず殺さず汚え(きたねえ)金を根こそぎいただく』。あまり決めぜりふを言うことがこれまで少なかったので、楽しかったです(笑)」と語る。

また「僕の性格は弁蔵派、宗次派どちらかといえば宗次なのかな。言葉で表さず目標に向かって行く点や、全体を引いて見ている点とか。『本番では負けたくない!』という思いや姿勢を見られたくない。(そういうのが出せる)熱い人、苦手なんです(笑)」と役柄との共通点を分析した。

このドラマの経験の生かし方について「時代劇を“新しい物”として捉えてもらいたいです。自分自身、古いからやりたくないと思っていた時期もありました。女形も嫌いでした。でも、女形は自分にある数少ない武器だし、日本にしかない色や風景、伝統、歴史を世界へ発信したいと思えるようになった。劇団を背負って、その劇団をなくして、僕にとっても劇団員にとっても場所がなくなった今、身が軽くなるより、背負っていくものは増えた感じがしています。今の状況はまさに『とにかくでっけえことしよう』という『ふたがしら』のような感じです」と力強い言葉を口にした。

放送を直前に控え、早乙女は「(こういうドラマは)あまり見たことないと思います。刀は出てこないし、江戸といってもちょっと外れた特別感のないところだし。それでも娯楽として面白いし、キャストは個性がバラバラで面白いし、役者を見ているだけでも楽しいドラマになっています!」と作品の魅力をアピールした。

土曜オリジナルドラマ 連続ドラマW「ふたがしら」
6月13日(土)スタート ※第1話無料放送
毎週土曜夜10:00-11:00
WOWOWプライムで放送

原作=オノ・ナツメ
脚本=中島かずき
演出=入江悠
音楽=SOIL&“PIMP”SESSIONS
出演=松山ケンイチ、早乙女太一、成宮寛貴、菜々緒、田口浩正、芦名星、村上淳、山本浩司、橋本じゅん、品川徹、國村隼

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