映画「イニシエーション・ラブ」(公開中)の大ヒット御礼舞台あいさつが、6月4日に都内の劇場で行われ、松田翔太と前田敦子に加え、松崎しげるがサプライズで登場。
同作品の原作は、発表から10年を超えた現在も賞賛を集め、累計発行部数が150万部を超えた乾くるみによる同名小説。一見純粋なラブストーリーが最後の2行で驚がくのミステリーに変貌するという衝撃的なトリックが話題を呼んだ。
映画の方も5月23日、24日の公開初日2日間の観客動員で邦画ナンバーワンを獲得し、「あなたは必ず2回観る」のキャッチコピーの通り、リピーターが殺到。登場した松田は、「いろんな人から『2回見たよ』とか、メールが来ました」とヒットの手応えを明かした。
一方、前田は「すごい前からともちん(板野友美)が『一緒に見に行こうよ』って言ってくれていて、公開日の朝に『きょうの夜、空いてる?』って連絡が来たんです。初日舞台あいさつが終わった後に合流して、一緒にナイトショーを見に行きました」と告白。さらに、「『もう一回行こう!』って言われてるんです」と話した。
また、2回目以降の観賞の楽しみ方について、「結末を知って見ていただくと、僕の演じた鈴木は案外いい奴なんじゃないか、ってなると思う(笑)。僕としては誠実に演じたので」(松田)、「(結末を知っているため)分かりやすくすっきりして見てもらえると思うので、2回目は登場人物たち(の人となり)がさらに分かりやすく見てもらえると思う」(前田)とそれぞれコメント。
そんな中、劇中で使用されている「愛のメモリー」を歌いながら松崎しげるがサプライズで登場。
松崎は「映画見てたら急に俺の曲が流れて、なんだか恥ずかしくなっちゃったよ。これだけ長くやっているのに予期しないところで流れると『あれ? 俺の曲だ!』って(笑)。でも、あのシーンがすごくよかったので。残念ながら松田くんは出てなかったんだけどね」と話して、会場を沸かせた。
最後に松田が「2回、3回、4回と見て、もっと深い内容を確かめていただきたいと思います」とアピールしてイベントを締めくくった。
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