米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア」(SSFF&ASIA)が、6月4日より、東京(5会場)・横浜(1会場)で開催。映画祭の幕開けを飾るオープニングセレモニーを表参道ヒルズにて行われ、フェスティバルアンバサダーのLiLiCoをはじめ、岩田ユキ、田中律子、堀潤、ルー大柴、斎藤工、鶴田真由、筧美和子らが登場した。
別所哲也が立ち上げた同映画祭は、ことしで17回目。グランプリ作品が米国アカデミー賞短編部門のノミネート選考対象作品となる「オフィシャルコンペティション」をはじめ、六つの部門とその他の特別プログラムで構成されている。ことしは、世界100以上の国と地域から集まった約5000本の作品から厳選した約200作品を上映。
セレモニーでは、日本のショートフィルム文化の発展・普及に貢献した作品・人物に贈られる「話題賞」、メディア、映像業界において、特別な貢献をした作品・人物に贈られる「特別賞」、映像を通して地球環境保護の啓蒙に貢献した作品・人物に贈られる「地球を救え部門!」の「J-WAVEアワード」および「環境大臣賞」、短編小説を公募し、ショートフィルム化する「ブックショートアワード」の計五つの賞の発表と授賞式が行われた。
話題賞には、パラパラ漫画が日本国内のみならず海外でも高い評価を得ている鉄拳に決定し、3年ぶりとなるオリジナル最新作「SLIDE」のプレミア上映も。
特別賞は、異色のコラボレーションで話題となった、ももいろクローバーZ vs KISSの「夢の浮世に咲いてみな」。会場には2組からのビデオメッセージが上映された。
ももいろクローバーZからは「この作品は、あの伝説的ロックバンドKISSさんとコラボレーションさせていただいた曲で、私たちとKISSさんとのバトルがアニメの世界から浮世絵の世界で繰り広げられる、とても気合の入った作品になっています。海外でもこうして日本文化を発信することができてとてもうれしいです。KISSさんも多分(この受賞を)喜んでると思います(笑)。KISSさんとのコラボレーションで私たちの世界感もより広くなったと思います。今後もいろいろと挑戦していければうれしいです」とコメントが寄せられた。
May J.の最新曲「Love is tough」の世界観をモチーフにUULAとShortShortsが共同製作し、足立梨花が主演を務めたショートフィルム「ブーケなんていらない!」の完成発表も。
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