SKE48・須田亜香里が幻の選抜スピーチを公開！
6月7日、MBSラジオ夜0時30分から放送の「アッパレやってまーす！」で、「第7回 AKB48選抜総選挙」で第18位にランクインした須田亜香里が心境を吐露した。
6月6日にAKB48のシングル選抜を決める「第7回 AKB48選抜総選挙」が福岡 ヤフオク！ドームで開催され、HKT48・指原莉乃が第1位に返り咲き幕を閉じた。AKB48グループの立候補メンバーからファン投票によって第80位から第1位までが決まり、第16位～第1位までのメンバーが、41thシングルの表題曲の“選抜メンバー”となる。
今回の総選挙では、指原の19万票以上の獲得投票数もさることながら、SKE48の27人(SNH48兼任の宮澤佐江含む)議席獲得にメンバーもSKE48ファンも大いに喜んだ。その中でも、注目されていたのがSKE48・チームEの須田亜香里の順位だった。
フジテレビで総選挙前夜の6月5日に放送された事前番組「AKB48総選挙を100倍楽しく見る方法―」でも、有識者やアンガールズ・田中卓志が名前を挙げ、期待を寄せていた。一昨年の総選挙では16位、昨年10位と着実に選抜メンバーとしてランクアップしてきた彼女だったが、今回は18位と大幅にランクダウン。さらには、投票数も下げ、ファンに衝撃を与えた。
そして、ネット上ではファンの中から「卒業するのでは？」という憶測も飛び出しており、よゐこ、アンガールズらと共に月曜レギュラーを務める同番組内での須田の発言に注目が集まった。
番組内の冒頭から総選挙の結果に触れ、第18位という須田の順位に濱口優は「低い！」とイジり、一同も意外な順位に驚いていたようだ。当時の心境を聞かれた須田は「呼ばれた時は、全てが壊れた気がしました」と語り、「今の私には(順位が)高過ぎるぐらいだった」と振り返った。
選挙前は“神7”入りが目標で、メディアでも選抜入りが濃厚と言われていたが、濱口は「担がれてたんや」とバッサり。
選抜入りした時に用意していたというコメントを一同から披露を促された須田は、恥ずかしがりながらも発表することに。
＜以下、全文＞
「話す前に、徳光(和夫)さん去年はたくさん喋っちゃったんですけど、今年も長くなっていいですか？ 冗談です。きょうはちゃんと落ち着いて話せると思います。SKE48チームEのあかりんこと須田亜香里です。きょうはこのステージに立たせてくださった全ての方へ、そして今まで出会ってくださった全ての方へありがとうございます。私は選抜総選挙が大好きです。
選抜総選挙があったから2年前の私のようにステージの端にいたとしても、ファンの方が見つけてくださることをみんなにも証明できたことが本当にうれしかったからです。そして、去年皆さんにいただいた10位を自分自身の力で守ることができず、AKB48の16人選抜に選ばれなくなりました。悔しかったですが、それも今の現状にとても感謝しています。
うれしいことも悔しいことも人生で一瞬しかない時間は、皆さんがいれば私にとっては一瞬ではなく、一生の宝物になるんです。だから、そんなファンの方とメンバーとまた見たい景色ができました。それはまた、SKE48単独でナゴヤドームのステージに立つことです。そんな勢いのあるグループになるよう、貢献できる人になるのが今の私にできることであり、皆さんへの恩返しだと思っています。
私には、小さいころからのある夢がありました。これは余談なんですが、それは23歳で結婚することです。今私は皆さんも知っての通り23歳です。なので、この夢はもうかないそうにありません。一人の女の子としての夢は逃してしまいましたが、アイドルとしての夢を皆さんと一緒にかなえていきたいです。これからも私の恋人はファンの皆さんです。きょうは本当にありがとうございました」
また、総選挙の順位が第18位という結果に須田は「総選挙は感謝すべき場所。私が初めて総選挙に出た時に圏外だった時も、その後ランクインさせていただいた時も絶対に成長につながることが起きていた」と総選挙への思いを語った。
選挙当日の須田の夜のブログを見た山根良顕に「辞めそうだった」と指摘されると、須田は「はい。辞めようと思ってました」と認め、「私の中で、“アイドル須田亜香里”は厳密にルールがあって、そのルールに従って5年間やってきてたので…」と当時の心境を告白。
濱口から「5年間を否定された気分になったんや」と聞かれると、須田は「そうなんです。でも、泣いてたのは本当に悔しくなかったんですよ。悔しいっていうのは、悔いを残した人がいう言葉だと思うんです。あの涙は、“アイドル須田亜香里”が剥れ落ちる涙なんです。剥れ落ちたことによって、“アイドル須田亜香里”はこうでなきゃいけないっていう物が全部無くなった。人間としてアイドルを始めてる。(下ネタも)人間として言いたかったら言いますよ！」とポジティブに語り、濱口らは「すっきりしている」「成長してる！」と褒めたたえた。
最後に須田は「信頼してもらっている分、私も自分を出さなきゃなって思っていたので、いいきっかけをもらったな」と番組内で感謝をしていた。
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