戦後70年、NHKが沖縄戦の実像に迫る
1945年の太平洋戦争終結から、ことしで70年。安倍晋三首相による戦後70年談話の内容にも注目が集まる中、凄惨な地上戦を体験した沖縄では、ことしも6月23日(火)に全戦没者追悼式が行われる。
式典を前に、NHKでは、沖縄戦で米軍が撮影した未公開フィルムや、1000本にも上る住民たちの証言テープなどを基に沖縄戦の実像を再検証。6月14日(日)夜9時より、NHKスペシャル「沖縄戦 全記録」として放送する。
“住民だけで9万人超”といわれる犠牲者を出しながら、実は、沖縄戦の全体像はまだ明らかになっていない。NHKでは、新たに発掘した軍関係の資料や戦死者の記録などに基づき、“どこでどれだけの犠牲が出たのか”というデータを作成。専門家と共に、沖縄戦の実態解明に取り組む。
沖縄戦を本土進攻までの“時間稼ぎ”と考えていた日本軍と、短期決着を目指しながらも、ゲリラ的戦法に手を焼き無差別攻撃を始めたアメリカ軍。両者の軍事的決断がもたらした約3カ月の地上戦の全容を明らかにする。
NHKスペシャル「沖縄戦 全記録」
6月14日(日)夜9:00-9:50
NHK総合にて放送
「平成27年度沖縄全戦没者追悼式」
6月23日(火)昼0:20-0:45
NHK総合にて放送
6月14日(日)夜9:00-9:50
NHK総合にて放送
「平成27年度沖縄全戦没者追悼式」
6月23日(火)昼0:20-0:45
NHK総合にて放送