まろまろ第4弾に香取慎吾「とんだ冒険野郎だ!」
綾小路きみまろとその一番弟子“綾小路しんまろ”こと香取慎吾が贈る人気歌謡ショー「まろまろ一笑懸命」(テレビ朝日系)の第4弾が、7月12日(日)に放送されることが分かった。
今回は、アシスタントのKis-My-Ft2・玉森裕太とローラも参加し、番組史上初の4時間という長時間特番で日本の昭和歌謡の魅力をたっぷり紹介する。
'46年1月に戦後第1号となるレコード「リンゴの唄」が発売されてから約70年の貴重映像、そして豪華ゲストたちによるトークと共に年表を振り返り、日本歌謡界の歴史と現在を紹介していく。
「50年代ロカビリー」「60年代グループサウンズ」「60年代ムード歌謡」「70年代フォーク」というように、年代とジャンルごとにブロック分けし、それぞれの時代を代表するゲストが登場する。
「50年代ロカビリー」にはミッキー・カーチス、藤木孝、尾藤イサオが、「60年代グループサウンズ」にはジャッキー吉川とブルーコメッツ、元ジャガーズの沖津ひさゆき、元パープル・シャドウズ・今井久、ピンキーとキラーズの今陽子が登場。
「60年代ムード歌謡」には和田弘とマヒナスターズから松平直樹と田代美代子、敏いとうとハッピー&ブルーの敏いとう、ロス・インディオスの棚橋静雄、「70年代フォーク」には、マイク眞木、元ザ・ブロードサイド・フォーの黒澤久雄、ばんばひろふみ、杉田二郎、トワ・エ・モワの芥川澄夫と白鳥英美子、高山厳が出演する。
さらに“50年代の歌姫”、“60年代の3人娘&青春歌謡”など、多彩なゲストが続々と登場し、熱いトークが繰り広げられる。
今回はきみまろとしんまろ、そしてローラの3人はブロックごとに衣装をチェンジ。ロカビリーコーナーではリーゼント、ムード歌謡コーナーではタキシード姿に変身。フォークコーナーではヒッピースタイルにも挑戦し、きみまろ憧れの“ロン毛”姿も披露する。ゲストの時代に合わせた、3人のファッションにも注目したい。
各ブロックに登場するゲストたちからは、今だから話せる爆笑秘話が続々と飛び出す。ゲスト同士が約半世紀ぶりに再会する感動シーンも。
当時“ツイストの帝王”と呼ばれた藤木孝のレクチャーに合わせ、きみまろ、香取、ローラも一緒にツイストを踊り、その“ツイストの帝王”から思いもよらない衝撃告白を聞かされる一幕も。
また、あのジョン・レノンにまで影響を与えたと言われているムード歌謡歌手の敏いとうは、フランク・シナトラのボディーガードを買って出て、びっくりするようなギャラを手にしていたことも明らかになる。
貴重なボディーガード姿の映像を紹介すると共に、超多忙なスケジュールをこなしていた当時のエピソードも告白。「忙し過ぎて点滴を打ちながら仕事していた」という敏の言葉に、思わず香取は「芸能界の先輩方のそういう実績があるから、僕たちのスケジュールにもスゴイのがあるんですね…(笑)」とこぼしていた。
スタジオでは昭和歌謡のスターたちがヒット曲を熱唱。往年の名曲が数10年の時を経てよみがえる。もちろんきみまろ、しんまろによる恒例の前口上に漫談も。
今回も中高年の皆さんはもちろんのこと、香取、玉森、ローラ世代まで、幅広い年代の人が楽しめる歌謡ショーになる。音楽の歴史を“一生懸命”勉強しよう。
“しんまろ”として出演する香取は「この番組が始まったときは、まさかこんな長時間SPをやらせていただけるなんて思ってもいなかったですし、今回(4時間)それを聞いたときも『こいつはとんだ冒険野郎だ!』と思いました(笑)。
師匠(きみまろ)はたまに、おかしなタイミングでゲストに話を振っちゃったりすることもあるのですが、結果的に話を広げることにもなったりして…。師匠のひと言が思いもよらない会話を引き出すこともあるんです! そういうチームワークも生まれているので、やっぱりこの番組はこの4人じゃないとやっていけないな、って思います」と、共演者との育まれた絆を明かす。
7月12日(日)夜6:57-11:10
テレビ朝日系で放送