【新山詩織インタビュー(1)ギタ女は内気な女の子!?より続く】
――では5月の「n.g.g.f―」イベントに出られた感想を教えてください。
2回目の出演だったのですが、今回もいろいろなギターを持って歌う女子の方と共演させていただきました。Vol.1の時より「今の自分を見てもらいたい」と思っていたので、そういう気持ちをあらためて歌としてどこまで届けられたかな?と思います。
いろんなギター女子の方がいる中で新山詩織を見てもらえるように、もっともっと頑張らなくちゃなという気持ちもあり、あらためて気持ちを高めてくれた時間、場所だったなと思います。
――2回目ということで、あまり緊張せずに自分を出せましたか?
そうですね。でも、やはりライブならではの緊張感はありました。とにかく、いろんな人にも届くように、という一心で歌っています。
――全部で8曲披露されましたが、特にこれは決まったなという曲はありましたか?
「分かってるよ」という曲はそれまで弾き語りでしかやっていなかったのですが、今回はバンドスタイルでやりました。バンドサウンドになって、よりこの曲の強い芯の部分が伝えられたような気がします。
――当日はエレキもアコギも結構激しく弾かれたんですよね。周囲の反響はありましたか?
『ハローグッバイ』に収録されている「Dear friend」という新曲を初披露したのですが、曲自体が今までにない曲調で、どストレートのロックな曲だったので、ファンの方や見にきてくれた方から「あの曲は格好良かった」という声をいただきました。これからライブでやるのも楽しみになりました。
――当日はいろいろな“ギタ女”の方と共演されましたが、お話はされましたか?
もっと積極的にいければいいんですけど…でも、CDを渡してあいさつしたり、「最近何してる?」とかたわいない話をしたりしました。
――EXシアター六本木はどんな会場でしたか?
Vol.1に出させていただいた時も思いましたが、とにかく広いステージでデカイ!という印象でした。リハーサルで初めて音を鳴らした時も、すごく音が響くなと感じたんですが、それがすごく気持ち良くて、すてきな会場だなと思いました。
――イベントの完全版が7月5日(日)に放送されるので、見どころを教えてください。
“ギター女子”といえばアコースティックなイメージが強いのかなと思うんですが、割と私はエレキもがっつり弾いたり、歌詞や曲もストレートなものが多かったりするので、ちょっとしたロックな一面にも注目して見てもらえたらいいなと思います。
――ちなみに“ギター女子”という言葉を初めて聞いた時はどう思いましたか?
“ギター女子”という言葉が出てくるほど、ギターを持って歌う子が増えたんだなって。私がギターを弾いて歌っているのを見て「ギターを始めようかな」という子がいて、本当にどんどん広がっているんだなというのを実感しました。
――そんなギターを始めたばかりの“ギター女子”のタマゴたちにアドバイスはありますか?
ギターを持って憧れの人をまねて弾いて歌ってみよう!と思っても、初めから完璧にその人みたいになれるわけではなく…。私は、なかなか音も出ないし、思うように表現もできなかったです。
でも、そう感じたとしても決してめげず、そういう壁を乗り越えながら、ギターの弾き方や、歌い方、自分の一番の出し方を見つけていってもらいたいなと思います。上から目線っぽく言うのは苦手なんですけど(笑)、一緒に頑張っていきましょう!という感じです。
――では、新山さんの今後の目標をお聞かせください。
今回アルバムができたということで、あらためて今の自分を知れたと思います。私の音楽を聞いてくれる人たちに隣り合って、寄り添い合っていけるような人になりたいなと思います。
自分の好きなアーティストさんのステージに立っている姿や、音楽に対しての向き合い方などは憧れでもあり、目標でもあります。そういう方たちといずれは共演したいですね。あとは、私がひたすら頑張るのみです!(笑)
――最後に、ファンの方にメッセージをお願いします。
『ハローグッバイ』もそうですがこれからギターを始めたい、って人に私の歌を聞いてもらいたいです。私の曲のコードはすごくシンプルなものが多いので、ぜひ弾いて、歌ってみてほしいと思います。
今回のアルバムには、今の私が本当に思っている事や、これからどんな風に進んでいきたいかという、私なりの前向きな気持ちが入っているので、そこを含めてぜひ手に取っていただきたいですね。ちょっとでも新山詩織を気にしていただけたら、すごくうれしいなと思います!
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