NHK総合の歴史番組「歴史秘話ヒストリア」(毎週水曜夜10時)の7月8日(木)放送では、「あなたのココロを一刀両断 日本刀ものがたり」と題し日本刀を特集する。
オンラインゲーム「刀剣乱舞」の人気などで“刀剣女子”という言葉が生まれるほどブームが再燃しているが、実は日本刀への熱狂ぶりはいまに始まったことではなく、名刀にこった戦国時代や江戸時代の人々の姿とも重なっているという。
番組では、案内役の渡邊あゆみアナウンサーが国内屈指のコレクションを収蔵する兵庫・西宮の黒川古文化研究所を訪ね、国宝・重文級の刀を鑑賞。日本刀を知らない人にも分かりやすく、その魅力と楽しみ方を体感リポートする。
さらに、日本刀を“美術品”へと押し上げた立役者の一人、豊臣秀吉の仰天プランを解説。家臣の忠誠心をつなぎとめたいと悩んでいた秀吉の目に止まったのは、「刀狩り」によって集まった無数の刀。これを家臣に与えれば秀吉の懐も傷まない。名刀誕生の裏に隠されたちょっと笑える秘話を紹介する。
そして、新選組の副長・土方歳三の刀を鍛えた会津藩の刀工・第11代古川兼定の人生をドラマ化。江戸時代から続く刀鍛冶の一門・月山派と人間国宝・本阿弥光洲氏監修による鍛冶シーンは見どころのひとつだ。
さまざまな角度から、ブームまっただ中の“日本刀”の魅力に迫る。
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