中村蒼主演「本棚食堂」開始『常に挑戦していきたい』

2015/07/07 20:07 配信

ドラマ

中村蒼が連続ドラマ「本棚食堂」に主演。2人組の漫画家“姫川ロザンナ”の一人で、女性が苦手な真田錦を演じる

中村蒼が連続ドラマ「本棚食堂」に主演。2人組の漫画家“姫川ロザンナ”の一人で、女性が苦手な真田錦を演じる

NHK BSプレミアムで7月7日(火)からドラマ「本棚食堂」(毎週火曜夜11:15-11:45)がスタートする。

本作は人気少女漫画家“姫川ロザンナ”の正体である真田錦(中村蒼)と山田二郎(柄本時生)の2人が、本に登場する二次元グルメを完全再現していくグルメドラマ。昨年の8月に2回放送され好評を博し、今回連続ドラマになって復活する。

主演の中村蒼はこの春、時代劇「かぶき者 慶次」(NHK総合)で藤竜也演じる慶次の息子・新九郎役を好演。7月20日(月)放送のSPドラマ「洞窟おじさん」(NHK BSプレミアム)では、親の虐待から逃れて山中でサバイバル生活を続けた実在の人物・加村一馬の青年時代を演じる。

さらに、8月10日(月)には戦後70年ドラマ「一番電車が走った」(NHK総合)の出演も控えている。幅広い役柄を演じ分ける中村蒼に、「本棚食堂」のことや自身のことなどについて語ってもらった。

■中村蒼 インタビュー

――「本棚食堂」では漫画も描き料理も作る役ということで、役作りで苦労されたところはありますか?

漫画を描くのは結構細かい作業だったのですが、何度も描くうちにキャラクターに愛着が出てきて、真剣に描かせてもらいました。料理の方は楽しいものの、なかなかうまく作れないので、どちらかというと料理の方が苦労したという感じです。

――今回の作品は“本と食”がテーマですが、中村さんオススメの本や漫画はありますか?

あまり料理に関わる漫画、本というのは詳しくなくて、読んでいても、もしかしたら見逃しているのかもしれないのですが…「3月のライオン」(白泉社)に出てくる料理はすごくおいしそうです。「本棚食堂」の続編があれば、やれればいいなと思います。

――福岡ご出身ということで、お仕事を始められて、単身上京されようと思われたきっかけを教えてください。

高校1年生のときに事務所に入りましたが、上京したのが1年後で、1年間は地元の高校に通いながら週1回東京に仕事に行っていました。それがちょっともどかしくなったというか、もっと東京に行って本格的に仕事をやりたいなと思って、上京しました。

―――それまでは福岡と東京を行ったりきたり?

そうですね。格安航空券を使って…(笑)。

――「洞窟おじさん」の話に移ります。ずっと一人でサバイバルをし続けた役を演じるということですが、今まで演じられてきた役と違った点はありますか?

一馬の気持ちは僕たちと変わらないと思いました。純粋だったり、人を信じやすかったりとか、感情の面について理解できないということはありませんでした。

そこよりは、一馬がどこまで物を知っているかという部分を考えました。作中でお金を数えるシーンがありましたが、100円玉を10個集めて1000円になるとか、車に乗るシーンでは、(ドアを)開けて、入って、閉める…そもそも車っていうものを知っているかなど、そういうところを考えるのが大変でした。監督やスタッフさんとで、これはどこまで知っているのかと、話をしながら作り上げていきました。

――一馬が「人が怖い」と砂川夫妻に語るシーンがあります。そんな一馬の内面の孤独みたいなものはどう表現しようと思いましたか?

僕が思ったのは、イノシシの毛皮みたいなものをまとって過ごしていた一馬は、やっぱり常に寂しい気持ちでいたんだということです。砂川夫婦に会って、ご飯は食べられても、最初の方はそんな服だっだので寂しい気持ちは変わらなくて。どこか常に心が満たされない感じがあったように思います。

僕自身、実際にその服を着て演じてみたらそういう気持ちが自然と出てきたので、その気持ちは大切にしたいなと思いました。

一馬の「人が怖い」と言うシーンもすごく理解できます。幼い時のトラウマを抱えているという設定なので、人に優しくしてもらったけれどそれに応えられない、それを素直に受け止められない自分の悔しさや悲しさも一馬は感じたと思うので、その部分は特に大切に演じました。

――近年、幅広い役を演じられておられますが、ご自身の成長や、周りの変化を感じることはありますか?

気持ちは変わりません。でもいろんなことをやらせていただくことによって幅の広い役が来たらいいなと思います。常に挑戦していきたいですね。

周囲の変化も全然ないです。もっと変わってもいいんじゃないかと思います(笑)。もっと頑張ります!という感じです。

――今後やってみたい役柄はあれば教えてください。

結構前は思っていました、いろいろやりたいって…。悪い役をやりたいとか。そういう役もやっていきたいですけれど、今は例えば、優しい、爽やかな青年という似た役が複数来たとしても、その中で絶対違うものはあるんだろうなと思うようになりました。その違いを見つけて、しっかり演じ分けていけたらいいなと思います。

「本棚食堂」
7月7日(火)スタート
毎週火曜 夜11:15-11:45
NHK BSプレミアムにて放送

「洞窟おじさん」
7月20日(月)夜9:00-11:00
NHK BSプレミアムにて放送

「一番電車が走った」
8月10日(月)夜7:30-8:43
NHK総合にて放送