【オモ高訪問】芳根京子「真琴とは似たタイプ」

2015/07/17 05:00 配信

ドラマ

TBS系で7月17日(金)よりスタートするドラマ「表参道高校合唱部!」に出演する芳根京子を直撃!

ドラマ「表参道高校合唱部!」(7月17日(金)スタート・毎週金曜10:00-10:54、TBS系)の出演者にリレー形式でインタビューをするSmartザテレビジョンオリジナル連載企画。

第1回の前編は、香川から東京の表参道高校に転校してくる天真爛漫な主人公・香川真琴役の芳根京子を直撃。「真琴を演じると私もパワーがもらえます!」と笑顔で話す芳根に、撮影現場の雰囲気などを語ってもらった。

――演じる真琴の役どころについて教えてください。

真琴は香川から転校してくる、とにかく“合唱”と “家族”が大好きな女の子です。両親が離婚しそうな状況にいて、家族の絆を取り戻すために故郷に父と妹を残して、母と東京にやって来るんです。

転校先の表参道高校では、名門と言われていたはずの合唱部が廃部寸前だと知り、立て直すために動き出します。真琴は良い意味で周りを巻き込む力を持っていて、とにかく真っすぐで熱い気持ちを持つ女の子ですね。

――クランクインしたばかりですが、演じてみていかがでしょうか?

真琴になると気持ちがすごく明るくなりますし、何より前向きになれるなって思っていて。真琴は本当に人の気持ちを動かすことができる女の子だなって思いますね。私自身も真琴からパワーをもらっているからか、(現場では)自然と笑顔になっているので毎日が楽しいです!

――ご自身でイメージしている“真琴像”はありますか?

真琴ってあまり怒らないのかなって台本を読んでいて思いました。ただ、自然とせりふを言ってしまうと怒り口調になってしまうことが多くて、「真琴だとこんな雰囲気で言わないのかな。これは違うな」って思うこともあるので、少し強く言うせりふであっても笑顔で言ったりしています。真琴って感情が豊かではあるんですけど、ちょっと人と外れているんですよね。もちろん良い意味でなんですけど(笑)。

「人間なんだからへこんでしまうこともあるけど、へこむなら前向きに考えよう!」っていうふうに常にポジティブに考える女の子なんです。そういう“リアルさ”と“17歳の女の子”っていう部分を失いたくないので、ちゃんと生きている女の子として存在できるように(現場では)相談しながら演じています。

――良い意味で“喜怒哀楽”がある女の子なんですね。ご自身と真琴との共通点はありますか?

私と真琴は、結構似たタイプの人間かなと思っています。私もマイナスなことを考えるよりも、ポジティブに前向きな気持ちでいたいなって思いますし、一つのことに夢中になるとそこしか見られなくなる部分も似たところを感じますね。

「こういうふうになれたらいいな~」っていう人間像を、真琴からもらっていると言いますか、私自身も真琴を尊敬しているので、どんどん似てきてしまうのかなって(笑)。撮影中だと、これまでも役に似ていると言われることもよくあるので、きっと今の私は(真琴に似て)“スーパーポジティブ”なんじゃないかなって思っています!

――(笑)。現場には年齢が近い出演者も多いかと思いますが、雰囲気はいかがでしょうか?

本当に学校の部活みたいですね。みんなのキャラクターが個性豊かで楽しいです! 最近では撮影中に「芳根ちゃんって本当に真琴みたいなんだね!」って言われることが多くて(笑)。

みんなに言われるようになってあらためて気付いたんですけど、周りが私を真琴として見てくれているならすごくうれしいなって思いました。みんなとは同世代だからこそ、今後もお芝居の話を含めていろいろなお話ができるから、すごくやりやすい環境だと思っています。

――テーマの一つでもある“合唱”にまつわる思い出を教えてください。

学生時代の合唱コンクールでは、ピアノを担当していたって言うのもあって“合唱”をした思い出は、音楽の授業ぐらいですね。今までは経験が少なかったです。

それこそ役者のお仕事を始めたことも、今考えれば驚く話なのですが、人前で歌うことになるとはもっと思っていなかったことなので、びっくりしていてまだ実感がないですね。でもせっかく(真琴役に)選んでいただいたからには頑張ろうと思います!

――このインタビュー前にも練習されていたとお聞きしました。

そうですね、みんなで練習していました。(合唱部の練習は)体幹トレーニングや呼吸法など、曲を歌うまでが長いんですよ! 歌いだしたら楽しくて仕方ないんですけど、私はそこにたどり着くまではものすごくブルーになっているんだと思います(笑)。まさかこんなにたくさん筋トレをして、全身が筋肉痛になるなんて思ってもいなかったです。

他の人と比べると、筋力が弱いので体幹トレーニングの時は、誰よりも悲鳴をあげていますよ! でも、歌うことが大好きなのですごく楽しいです。

第1回の後編【オモ高訪問】芳根京子「合唱曲を聴く機会が増えた」に続く