部活少女からヒロインへ!芳根京子の素顔とは?
――連続テレビ小説「花子とアン」('14年NHK総合ほか)の仲間由紀恵演じる蓮子の娘役などで見せた初々しい姿が印象的な芳根京子。本日、第2話を迎える「表参道高校合唱部!」(TBS系)と「探偵の探偵」(フジテレビ系)の2本のドラマに出演中。中でも「表参道―」はドラマ初主演作だ。そんな、1000人のオーディションを勝ち抜き、ドラマヒロインの座を射止めた芳根京子の素顔とは?
芳根:出演が決まったときは驚きました。オーディションで何度もTBSに通ったんですが、あまりにも回数が多かったんで、ダメなのに断りにくいのかな?と思ったくらい。ちなみにオーディションでは歌を披露しなければいけなかったんですが、これが本当に緊張でしたね。ただ、課題曲の「夏の思い出」は人生を変えた思い出深い曲になりました。
――高校の合唱部の立て直しがテーマの本作。彼女の生活には、子供のころから音楽があったという。
芳根:幼稚園のころからピアノをやっていて、小・中学校では吹奏楽部でフルートを吹いていました。ピアニストのおばさんをはじめ、音楽に関わっている人が多い環境だったので、好き嫌い関係なく自然と楽器に触れていましたね。ただ合唱は、授業とかでしかやったことがなかったので新鮮です。今、ドラマに出ているみんなと発声のトレーニングをやっているんですが、本当の部活みたいで毎日が楽しいです。
――野菜が大好きという彼女。特にトマト毎日食べるんだって?
芳根:そうなんです! 子供のころから野菜大好きっ子で、ナスとか切っている端から食べてました。トマトは大好きで毎日食べても飽きないです。でも…ナスは嫌いになってしまい、ピーマンなど食べられない野菜も実は多いんです(笑)
――2年前のデビュー以降、ドラマや映画に出演し、着実に実力をつけてきた彼女。しかし学生時代は芝居には興味がなかったというから驚き。
芳根:部活中心の生活だったんで毎日9時には寝ていたんですよ。ドラマって大体9時以降から始まるんで、全く見られなかった(笑)。ただ、高校の文化祭で脚本や編集など全てを担当した映画を撮ったら楽しくって。お芝居をするというより、作品をつくることに興味を持って、このお仕事をやってみたいな~と思いましたね。
――秋には主演映画「先輩と彼女」の公開も控える。ますます忙しくなる今後にも注目だ。
芳根:自分がこういうお仕事をしているということにまだピンときていないところもあります。よく「どういう女優さんになりたいですか?」と聞かれるんですが、逆に“どういう女優さんになれるのかな?”と考えたりします。これまでも流れに身を任せてきたので、これからもその流れに乗って、多くの作品に出演させていただければありがたいですね。今回のように、自分と似ているところがたくさんある役だと、演じながら自分の新たな一面も見つけられて、本当に楽しいです。そういう発見ができるいろんな役にこれからも出会っていきたいです。子供のころは、大好きなパンダになりたくて母親にお面を作ってもらったり。でも、なぜか作ってもらったパンダはコアラのお面を付けていて(笑)。リクエストしたみたいです。
Profile●よしね・きょうこ='97年2月28日生まれ、東京都出身。A型。ドラマ「ラストシンデレラ」('13年フジテレビ系)でデビュー。8月22日(土)には映画「向日葵の丘 1983年・夏」、10月17日(土)には映画「先輩と彼女」の公開が控えている
「表参道高校合唱部!」
夜10:00-10:54
TBS系