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「青い山脈」「リンゴの唄」・・・戦後の名曲に触れる

2015/07/30 16:08

音楽特番「名曲で綴る それぞれの戦後~勇気をもらったあの一曲~」の司会を務める草笛光子と徳光和夫(写真左から)
音楽特番「名曲で綴る それぞれの戦後~勇気をもらったあの一曲~」の司会を務める草笛光子と徳光和夫(写真左から) (C)BS日テレ

BS日テレでは、終戦後に日本を支えた名曲を紹介する音楽特番「名曲で綴る それぞれの戦後~勇気をもらったあの一曲~」を8月6日(木)に放送することが決定した。司会は徳光和夫草笛光子が務める。

終戦の'45年から高度成長期が始まり、日本が復興を遂げる'54年までの10年間。戦争で大切な人を失い立ち上がる気力すらなかった人々の心に火をともし、生きるための勇気をくれた「心の一曲」を、有名人が苦労話や涙と感動のエピソードとともに取り上げていく。

赤木春恵は藤山一郎の「青い山脈」を、田原総一朗は並木路子の「リンゴの唄」、推理作家の西村京太郎氏は岡晴夫の「憧れのハワイ航路」を紹介するほか、内海桂子吉行和子藤村俊二海老名香葉子伊東四朗らが登場。当時の世相を表す貴重な資料映像や写真なども公開する。

草笛は「あのころの歌手の方は、発声や朗々と歌い上げる姿がすごい。そしていい歌ばかりです。これらの歌が作られたころの日本の民衆の気持ちがよく分かります。そして歌に意思があって強いから、現代まで残り通用するのだと思います。終戦を体験してきた人たちが、今言わなかったらすごく後悔する、そんな気持ちでご出演いただいたことに心より感謝申し上げます」とコメント。

徳光も「『戦後荒廃した街やすさんだ心を、なんとか歌で勇気づけよう』という思いで、作詞家・作曲家が歌を作り、歌手が歌っていたんだとあらためて思いました。歌そのものにメッセージが込められているのがまさに終戦直後の歌。当時、本当に役割を果たしました。それが歌に意思がある、ということだと思います」と当時の歌に思いをはせる。

続けて「歌番組の司会を長年やってきましたが、歌の裏側や歌手の情報などはずいぶんテレビで紹介してきました。太平洋戦争後の証言者である皆さんが語ってくださったことで、歌番組の司会者として、『歌っていうのは、電波を通じてこういったことも世の中に訴えかけることができるのだな』とあらためて感じました」と語った。

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

「名曲で綴る それぞれの戦後~勇気をもらったあの一曲~」
8月6日(木)夜7:00-9:00
BS日テレにて放送

画像一覧
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  • 音楽特番「名曲で綴る それぞれの戦後~勇気をもらったあの一曲~」の司会を務める草笛光子と徳光和夫(写真左から)
  • 【写真を見る】草笛は「戦後、はい上がろうとする人間の力を歌が後押ししたのでしょう」と語る

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