8月1日(土)放送の「さんまのまんま」(関西テレビ)に、坂田利夫と間寛平がゲスト出演する。
大腿(だいたい)骨骨折で入院していた坂田は、退院後初のテレビ出演。寛平と共に登場すると、坂田はさっそく「ええ部屋やね、家賃なんぼすんの?」とボケをかます。
さらに骨折の真相について、ある朝寝起きに目まいを起こし、転倒した際に骨折したこと、床をはってドアまでたどり着き、おでこを血だらけにしながら部屋の外に出たことなどを明かす。
また、坂田が入院中は気弱になり、その様子を見ていた寛平は「師匠はボケ始めたんちゃうか」と本気で心配する程だったそう。
そんな中、73歳で独身の坂田のことを、寛平は「師匠も若いころはモテてた」と証言。だが、明石家さんまは「若いころから知ってますけど、そんな時代なかったです」と反論する。
そして、坂田を心配する寛平は50代の女性を紹介しようとするが、坂田は「結婚相手は30代がいい」と言い張る。そんな坂田に対し、さんまと寛平は「女性の前で二枚目になろうとするからダメ」「関西顔なのに関東弁をしゃべろうとする」などと、次々にダメ出しをしていく。
先輩後輩の間ながら大親友の坂田と寛平。若いころは部屋を借りず、1泊5000円の宿泊施設に毎晩泊まっていたことや、寛平が結婚して寂しがった坂田が同じマンションに住むようになったことなど、さまざまなエピソードが飛び出す。
収録を終えた坂田と寛平が、坂田復帰後初のテレビ出演の感想や、さんまとの共演の感想などについて語った。
――(入院から)復帰後、初のテレビ番組出演を終えての感想をお願いします。
坂田:もう~、楽しかったわぁ。ほんまに楽しくてビックリしてもうた。えらいもんで、座ってるだけでも楽しかったわ。
寛平:良かったですわ。ほんま師匠がどんどん弱っていくんじゃないかって心配してたんですわ。
坂田:今回入院した時も、(寛平ちゃんには)ほんまに世話になって。心配かけたなぁ。奥さんと一緒に3日に1回は見舞いに来てくれて。
寛平:僕は、もう夕方から夜8時ぐらいまでずっと病室にいてたんですよ。昼間はみんなお見舞いにくるでしょ。ほんで夕方くらいになったら、帰るから(師匠が)寂しいやろなぁって思って。
坂田:ほんま寛平ちゃんは家族の一員やね。
――きょうの収録はいかがでしたか?
寛平:坂田兄やんと僕2人で大丈夫かなぁって思って来てんやけど、嫁さんに「まぁ、さんまちゃんおったら大丈夫」って言われて。楽しかったわ。
坂田:さんまちゃんおらんで2人やったら、ほんまようせえへんで。この番組は、打ち合わせも何にもないやろ。それをさんまちゃんがうまいことサバいてくれるんやもん。寛平ちゃんもさんまちゃんもおって、ほんま楽しい収録やったわ。
――さんまさんと共演した感想もお願いします。
坂田:久々やから新鮮味があったわ。「さんまのまんま」の出演は20年ぶりやし、共演したのは僕の芸能生活50周年記念公演以来やからね。舞台も、打ち合わせなしやったんですわ。さんまちゃんもゲストで来てくれて舞台で走り回ってたんですわ。その時の写真は大事に家に飾ってます。
寛平:兄さん、ほんまに良かったなぁ。さんまちゃんにずっとイジってもらって。(収録で)ほんまずっとイジってもうてたやん。
坂田:ほんまやわ~。何か隙見ていじられようと思って。
寛平:僕らほんまにアホコンビやから、嫁はんに「アンタがしっかりせんといかんねんで」って言われてきたんやけど、さんまちゃんに世話かけたね(笑)。
坂田:さんまちゃんといる時は、賢いこというよりもアホなこと言うてた方が楽しいもんな。
寛平:せやね、楽しかったわ。
――「さんまのまんま」がことしで30周年を迎えました。
坂田:すごいなぁ、もうそんなんなるの。
寛平:いやぁ~すごいな、30周年って。すごいことやん。収録前にも言うててんけど、ほんまにあいつ(さんま)は60歳か? 元気やし、若い子がゲストに来ても話合うやろ。60歳で合わせられるって、普通では無理やと思うねん。けど、さんまちゃんは老若男女いろんなゲストに対して全部話し合わして。いろんなこと知ってるしなぁ、ほんま感心する。
坂田:ほんまよう知ってるわ。若い子の歌とかなぁ。やっぱりさんまちゃんはすごいなぁ思うわ。日本一ちゃうか。
寛平:村上ショージと僕とさんまちゃんとゴルフ帰りの車内で話してると、この年齢やし思い出せへんことがいっぱいあんねん、人の名前とか名称とかな。でもさんまちゃんは1回聞いた話とかパッとすぐ覚えんねんて。見たり聞いたりしたら全部覚えんねん。僕らなんか、カタカナなんて完璧にダメやもんね(笑)。
坂田:さんまちゃんはそんなんもすごいし、やっぱり人間的にほんまに優しいねん。
寛平:僕とか師匠と共演する時なんかは、僕らのことをすごい立たせてくれるし。ずっと昔からそうやねん。
――ところで、坂田師匠の母校、大阪偕星学園(旧称:此花商業高校※'13年4月より名称変更)が夏の高校野球で初の決勝進出をされましたね。
坂田:決まったん? ビックリやわぁ。学校もいつの間にか名前変わってて、僕に何も言うてくれへんねん。優勝したらどうなんねやろなぁ、頑張ってほしいわぁ。
寛平:甲子園進出したらすごいよー。兄さん応援行かな! 僕も母校(東大阪大柏原高校)が'11 年に初出場した時に応援に行ったよ。大阪桐蔭のエース・藤浪(晋太郎/現・阪神タイガース)と対戦しててな。
坂田:決勝は見に行けへんけど、テレビ見ながら心の中で応援してますわ。
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