内村が三村に共演NG!? PUFFYは女優業に意欲
映画「内村さまぁ~ず THE MOVIE エンジェル」(9月11日公開)の完成披露舞台あいさつが8月3日に都内の劇場で行われ、出演する三村マサカズ、内村光良、大竹一樹、藤原令子、久保田悠来が登壇した。
同作品は番組開始10年目に突入するバラエティー番組「内村さまぁ~ず」(通称「内さま」)の映画化で、内さまメンバーが架空のキャラクターを演じ、依頼主からの問題を解決していく劇団兼探偵事務所エンジェル社に巻き起こる物語。台本はあるがアドリブ満載で、行き当たりばったり&ゆる~いテイストの脱力系なりゆきバラエティー番組らしい、笑いあり涙ありの作品となっている。
主演の三村が「監督からはせりふのないところはいい演技をしていたと(言われた)。せりふが入っちゃうとクッチャクチャになっちゃう。NGまでオンエア(上映)されていた」と言えば、内村は「見終わった後に何も残らない映画だと思う。私が一番笑ったのはビビる大木のジャンボ鶴田(の物まね)」、大竹は「(自身の役は)あいつ、いらないんじゃないかっていう役。2、3回見ればいろんな場面が見えてくるが、ただ、2、3回見ても『あれ? オレ見てないんじゃないかな?』という気分になる」と、冒頭から3人そろってネガティブ発言を連発。
「11日間で撮った。そりゃ三村さんのNGも使わざるを得ない」という大竹の告白には、内村が「(撮影の中で)大竹のせりふを言い出した時、彼(三村)とは共演NGにした」と続き、NGの多い三村を糾弾。三村は苦笑いするしかなかった。
また、同作品には56人の芸人が出演。この日は渡辺江里子(阿佐ヶ谷姉妹)、イジリー岡田、梅小鉢、鬼ヶ島、かもめんたる、レッド吉田(TIM)、東京03、鈴木拓(ドランクドラゴン)、ハマカーン、杉山裕之(我が家)、谷田部俊(同)が参加し、「内さまクイズ THE MOVIE~!!」でイベントを盛り上げた。
代表してマイクを持った鈴木は「オレ(出演は)1秒くらいで台本ももらってねえし。そこを歩いてって言われて、三村さんに蹴飛ばされて、お疲れさまでしたって帰ったくらいだから。でも、撮り方とかが今までの映画と違って、バラエティー(番組)の感じで整列して、みんながカメラに正対しているって珍しい。こんな映画は見たことない」と、独自の目線で解説。
さらに、主題歌「これが私の生きる道」を歌うPUFFYもサプライズで登場。映画にも自身の役で出演している2人だが、ワンシーンのみの出演に「女優としていい演技ができたと思うが、出番少なくないですか? 内さまメンバーとも絡みたかった。せりふが欲しかった。主演ぐらいでも」と、未定の次回作出演に意欲を見せていた。
内村は「『ジュラシック・ワールド』とか『ミッション:インポッシブル(/ローグ・ネイション)』とか、大作がひところ終わった辺りのつかの間に上映いたします。80何分でスッと入れますので、気軽に見ていただければ。本当にお笑い愛に詰まった映画だと思っております」と笑いを誘いながらも、最後は作品への思いのこもった一言でPRした。
9月11日(金)公開
監督=工藤浩之
脚本=森ハヤシ、たかはC
主題歌=PUFFY「これが私の生きる道」
出演=三村マサカズ、内村光良、大竹一樹、藤原令子、久保田悠来、京本政樹(特別出演)、笑福亭鶴瓶
青木さやか、渡辺江里子(阿佐ヶ谷姉妹)、東貴博、山根良顕(アンガールズ)、田中卓志(アンガールズ)、児嶋一哉(アンジャッシュ)、イジリー岡田、いとうあさこ、高田紗千子(梅小鉢)、小森麻由(梅小鉢)、大久保佳代子、アイアム野田(鬼ヶ島)、おおかわら(鬼ヶ島)、和田貴志(鬼ヶ島)、狩野英孝、槙尾ユウスケ(かもめんたる)、岩崎う大(かもめんたる)、カンニング竹山、天野ひろゆき(キャイ~ン)、ウド鈴木(キャイ~ン)、小島よしお、伊達みきお(サンドウィッチマン)、富澤たけし(サンドウィッチマン)、飯尾和樹(ずん)、やす(ずん)、上島竜兵(ダチョウ倶楽部)、肥後克広(ダチョウ倶楽部)、川村エミコ(たんぽぽ)、白鳥久美子(たんぽぽ)、土田晃之、つぶやきシロー、ゴルゴ松本(TIM)、レッド吉田(TIM)、木本武宏(TKO)、手賀沼ジュン、出川哲朗、かねきよ勝則(新宿カウボーイ)、豊本明長(東京03)、飯塚悟志(東京03)、角田晃広(東京03)、鈴木拓(ドランクドラゴン)、塙宣之(ナイツ)、土屋伸之(ナイツ)、浜谷健司(ハマカーン)、神田伸一郎(ハマカーン)、ビビる大木、ふかわりょう、福田薫(U字工事)、益子卓郎(U字工事)、坪倉由幸(我が家)、杉山裕之(我が家)、谷田部俊(我が家)