山崎弘也「英樹さんは非常に案内しづらかったです」

2015/08/15 06:00 配信

バラエティー

「武士ごはんランキング」に出演するアンタッチャブル・山崎弘也、高橋英樹、高橋真麻(写真左から)(C)メ~テレ

8月16日(日)、有名武将たちが愛した極上の料理を紹介するバラエティー「武士ごはんランキング 江戸vs金沢 一生に一度は食べたいSP」(テレビ朝日系)が昼1時55分から放送される。

今回は、お勧めの旅エリア「江戸(東京)」「金沢」を舞台に、極上の“武士ごはん”を歴史専門家数名が食の魅力、そして歴史の魅力の総合点でランク付けして紹介する。

今も息づく「武士ごはん」の数々を堪能するのは高橋英樹かたせ梨乃という時代劇でも活躍中のスターたち。絶品「武士ごはん」をアンタッチャブル・山崎弘也ロバートが案内していく。放送に先立ち、高橋英樹・真麻親子と山崎が囲み取材に応じた。

――ロケの感想を教えてください。

英樹:今回のロケは暑かった、おいしかった、楽しかったの3つでした。ご紹介する料理は全ておいしかったですし、武士がこういった料理を食べていたのかなという思いに浸れましたし、何といってもザキヤマが面白かったので非常に楽しい収録でした。

真麻:私は、あまり歴史に詳しくなくて、いつも父親が話をしていてもあまり聞いていないですが…。食べることは大好きなので、ご飯を通じて歴史の魅力がす~っと入ってくるので楽しいロケとなりました。

山崎:案内人としてですが、とにかく英樹さんの歴史の知識が高過ぎて半端なくて、私が聞いた情報をはるかに超えてくるので…非常に案内しづらかったです(笑)。私もいろいろと勉強して覚えながらご案内しようとするのですが、案内される側の方がよく知っているという暑い汗と冷や汗をかきました。

――歴史通の高橋英樹さんが一番、印象に残った“武士ごはん”を教えてください。

英樹:「ももんじや」(両国)は歴史が一番古くて、当時の江戸の人や武士たちは体調が良くないときに食べに来ていた事を本などで目にしますので、非常に重宝されていたお店なんだろうと思います。1700年代にできて、それがいまだに続いているということはおいしい物だとみんなが認めて、そして営んでいるのだと。

実際に食べて本当においしかったです。江戸時代は獣を食べてはいけないということでしたので、内緒で食べに来ていた人たちの事を思うと歴史の面白さを感じました。

――山崎さん、高橋真麻さんが思う江戸の魅力、食文化の魅力など教えてください。

山崎:どの時代もおいしい物は、どうにかして食べたいんだと思いました。タブー的な料理が2品ぐらいでてきたので、そういったタブーな料理に踏み込んでくれたからこそ今、食べられるんだと…。先人の破天荒な方々に感謝でございます!

英樹:そうだね。食べちゃいけないと言われると、それをどこへ食べに行こうか…と考えるよね。

山崎:そういったところは芸人のフリにも伝わっているんでしょうね~。駄目だよって言われたら行くみたいな(笑)。

真麻:「武士ごはん」にまつわるそのお店がある場所についても、父親がいろいろ教えてくれたので。どうして橋が架けられたのか?、どうしてこの地名はこういう地名なのか?、そういうことも聞けて勉強になりました。あらためてプライベートで友達と巡ってみたいと思います。「昔の人がどういった気持ちで、どういうふうにして暮らしていたのか想像すると楽しい!」と言っていた父の気持ちが分かりました。

ザキヤマとロバートが案内する武士の“勝負メシ”を勉強して、ここぞというときのために備えてみては?