中村優一らドラマ“薄桜鬼SSL”キャストに直撃取材
舞台化も決定している実写ドラマ「薄桜鬼SSL ~sweet school life~」が、TOKYO MX2にて9月24日(木)から放送開始されることに決定。そこで、メーンキャストを務める中村優一、染谷俊之、木村敦、石渡真修、稲垣成弥、井深克彦にインタビューを行った。
「薄桜鬼SSL ~sweet school life~」は、'10年にテレビアニメ化もされた新選組隊士たちと鬼の仲間である少女との悲恋を描く、人気恋愛アドベンチャーゲーム「薄桜鬼」のスピンオフ作品。
前年までは男子校だった私立高校「私立薄桜学園」へ入学し、学園唯一の女子生徒となったヒロイン・雪村千鶴が、学園生活を通して、クラスメートや先輩、教師ら魅力的な男性との恋愛模様を描く学園ラブコメディーとなっている。
大野未来演じるヒロイン・千鶴を取り巻く男性キャラクターとして、中村は土方歳三役、染谷は斎藤一役、木村は沖田総司役、石渡は藤堂平助役、稲垣は原田左之助役、井深は風間千景役を務める。
今回、中村ら6人にインタビューを行い、作品や自身の役どころ、収録について話を聞いた。
まず、ドラマと原作のゲームとの違いについて染谷は「ドラマは、ゲームでは描かれていない部分を描くことで、キャラクターがより生きた姿になると思います。ゲームでは見えない部分を考えながら演じています」と語った。
一方、中村は「僕はゲームのポーズなどを演技に取り入れましたね。 “土方といえばこのポーズ”というイメージもあって、ゲームの声や話し方も意識しました」と、演じるにあたって意識したポイントを明かした。
自身が演じるキャラクターについて井深は、「風間の“俺様”みたいな、自信家な部分は自分にないので『こんな性格なら生きてて楽しいかも』と憧れます。千鶴のことを『我が嫁』と呼ぶせりふがあるんですが、千鶴役の大野さんとは今回がほぼ初対面という中で、このせりふはすごく緊張しました。メンタルが鍛えられましたね(笑)」と、自分にない部分が貴重な経験になったと話す。
また、稲垣は演じる原田について「土方と同じ先生という立場でも真面目な土方とは逆で、生徒からは接しやすいタイプ。思ったらすぐ行動するところは自分と似ているかな」と分析。さらに、「原田は大人の魅力があるので、付き合ったらダーツやドライブなど高校生にはできない大人のデートが楽しめると思います!」とアピールした。
そして、インタビューの間も互いの回答に賛同したり、驚いたりと笑い声の絶えない仲の良さが感じられる6人は、収録の休憩中も同じように日常のことや演技ついて盛り上がるという。メーンキャストの中では唯一女性の大野についても、「最初はどうなるか気に掛かっていましたが、(休憩中も)大野さんがみんなとフランクに接しているので、特に女の子一人という感じではなく一体感がありますね」と中村はコメント。幼なじみ役の石渡も「役を意識して楽屋でも話しかけたり、みんなとコミニュケーションが取れるようにしています」と、普段からの雰囲気も大切にしている様子が伺えた。
そんな中、木村は「クランクインの日に、大野さんとみんなで台本の合わせとかしていたのですが、僕が話し掛けても反応が返ってこないことがあって。本当に聞こえてなかったみたいなんですけど、『嫌われてるのかな?』と思っちゃいました」と振り返る。だが、「沖田が好きな子にはいじわるしてしまうような役どころでもあって、今では仲良くなれました」と笑顔を見せた。
最後に石渡は、「それぞれが自分なりのキャラクターを演じているので、原作ファンの方からも『こんなキャラクターも良いな』と思ってもらえるとうれしいですね。ドラマの後に舞台もあるので、自分の良さも含めてさらにキャラを深めて、良い物にしたいです」と締めくくった。
なおTVドラマ「薄桜鬼SSL ~sweet school life~」は、TOKYO MX2の他、KBS京都にて今秋放送。シネマートチャンネルでは9月25日(金)より配信が決定している。12月の舞台版上演についても、公式HPにて随時情報が公開される。
9月24日(木)スタート
毎週木曜夜0:30-1:00(全6話)
TOKYO MX2ほかで放送
【公式HP】www.cinemart.co.jp/hakuoki_ssl/index.html