いよいよクライマックスを迎える北川景子主演ドラマ「探偵の探偵」(フジテレビ系)。9月10日(木)に放送された第10話では、北川演じる主人公・紗崎玲奈が追い求めていた悪徳探偵の正体がついに判明した。
その悪徳探偵、通称“死神”の正体とは、DV被害者で玲奈と琴葉(川口春奈)が保護していた市村凜(門脇麦)。門脇にとって北川との初共演になる。
玲奈は21歳の時、3歳年下の妹・咲良(芳根京子)をストーカーに殺された。犯人は、咲良をストーカーしていた岡尾(岡田義徳)。彼の車から、咲良の個人情報が書かれた調査報告書が見つかり、どこかの探偵が書いたと思われる調査報告書には妹の居場所が書かれていた。その情報が引き金となり妹が殺されたのは明白だった…。
玲奈は、ストーカーに妹の居場所を教えた探偵“死神”を捜し出すために探偵会社スマ・リサーチ社に入社し、対探偵課に所属して悪徳探偵を探す“探偵の探偵”となった。
そして数々の悪徳探偵が絡む事件を調査していくたびに、少しずつ“死神”の正体に近づいていった。そして第10話、“死神”本人に呼び出されてスマ・リサーチ社を訪れた玲奈の前に現れたのが、門脇演じる凜だった。
本作のラスボス的な存在“死神”を演じる門脇は、初共演の北川について「お会いする前もお美しいなっていうイメージでした。実際に会っても、やはりお美しいなって(笑)」と劇中では見せないかわいらしい笑顔で語る。
DV被害者と狂気の探偵…表面的に全く性格の違う2つのキャラクターを演じることについても「別の人格というか、別の役という感じで演じたら何とかなるかな」と全く物おじしない様子。
「市村凜は最後の最後に出てくる役なので、不安でいっぱいですが、作品の足を引っ張らないように頑張りたい」と最終回を前に意気込みを語った。
門脇演じる市村は人格障害を患う狂気的な性格の持ち主。DV被害者の時は夫におびえる弱々しい性格を演じきった門脇が、最終回では全く違う狂気をはらんだ演技を見せてくれる。
こうした役は初めてだと語る門脇はドラマの見どころについて「玲奈という一人の女性が負った傷が、今関わっている人たちの中で癒えていくのか? そして彼女の中で湧き上がってくるものが何なのか? そこが一番大事なところだと思ってます。私が演じる市村凛と玲奈が絡むことでどう変わっていくのか、玲奈がどう一歩を歩き出していくのかっていうところに、うまいきっかけとなる存在になれたらいいなって思います」と解説。
視聴者に向けて「私も原作を読んでいて、『まさかこの子が!』と思いもよらなかったです。市村凜は最後の最後に出てくる役なので、不安でいっぱいですが、作品の足を引っ張らないように頑張りたいと思います」とコメントを寄せている。
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