弓削智久が語る「デスノート」最終回の注目ポイント！
毎週日曜に日本テレビ系で放送中の窪田正孝主演ドラマ「デスノート」で、“キラ対策室”のメンバーで刑事の相沢周一を演じている弓削智久にインタビューを敢行！
役作りから撮影現場でのエピソード、最終回の見どころまで聞いた。
――刑事・相沢役が決まってから、これまで演じられてきていかがですか？
この役が決まった時はほんとにうれしかったですね。原作にもいるキャラクターなので、ビジュアルを似せたいっていう思いが強くて。僕はもともと天然パーマなので、監督にそれも含めて話をしたら、「それでいいよ」って言ってくださいました。ただ、ドラマオリジナルの部分も多くあるし、新しいものを作りたいっていう皆さんの思いも分かっていたので、芝居に関してはあまり(原作に)とらわれ過ぎないように監督の指示を大事に演じています。
――原作はもともと読まれていましたか？
読んだことはあったのですが、出演が決まってから全部そろえて、いつでも読めるようにトイレに置いてます(笑)。あと映画も見ました、アニメは少しだけなんですけど。
――相沢という刑事を演じるに当たって、役作りでされたことはありますか？
自分がイメージしている相沢をやるだけなんですけど、でも今回に限っては迷ったら原作を読んでいたのと刑事ドラマを見るようにして、ちょっとした無線の動きとか参考にしました。あとは、監督から松田(前田公輝)とのアドリブを任されることが多かったのですが、僕自身がOAを見て1、2話でちょっと怒り過ぎてるかなって思ったので、その辺りは変えましたね。
――共演者の方々と互いにアドバイスされることはありますか？
(佐藤)二朗さんと初めて食事をした時に、「相沢と松田の関係性は監督が気に入って、きっと今後も(シーンが)あると思うから、あんまり緊張感がなくならない方がいいよ」って僕と公輝に言ってくださったことがあったんですよ。やっぱりそういうのって映像にも出てしまうと思うので。とってもありがたかったですね。
――監督やプロデューサーからはどんなアドバイスをされましたか？
“キラ対策室”で、松田と相沢のどっちがお弁当を買いに行くかっていうシーンがあるんですけど、じゃんけんをしていたら、「けんかしてください」って言われたり、「松田をもっと怒鳴ってください」っていう指示がありました。相沢が豪快なキャラクターっていうこともあると思うんですよ。
――役作りのために、日頃から何かされていることはありますか？
普段から時間があれば映画や舞台を見に行っています。あとは体を鍛えることですね。見せるためにも、体力のためにもね。
――撮影現場ではどんな雰囲気なんですか？
みんな仲良くて和気あいあいとしていますよ。僕はよく前室で筋トレしてました(笑)。相沢はガタイのいい男なので、そこも意識してやっていましたけど、(山崎)賢人によく笑われてました。あとは、松重(豊)さんがこの「デスノート」というドラマを成立させるために「ここはおかしいんじゃない？」と監督と向き合ってくださったり、(カメラ)テストの時も「このシーンは相沢のせりふが重要だと思う」とアドバイスをくださったり、みんなを引っ張ってくださってました。
もともと松重さんに憧れていて、あんなふうになれたらいいなって思っていたので、共演することがすごくうれしくて、会えてよかったし、たくさん刺激を受けました。
窪田君は、座長だからなのかもしれませんが、激務でもみんなに気を使ってくださって、本当に気配りのできる人ですね。あと昼休みに、賢人、公輝、二朗さん、半海(一晃)さん、松重さんも含めて(生田スタジオの)社食に行ってご飯を食べたり(笑)。その時間はほんとにリラックスできて楽しかったです。
公輝とはお酒を飲みに行ったり、帰る時に僕が車で送っていったり、家に泊まりに来たり、ほんとに仲良しなんですよ。昔、共演した時はまだ公輝が10代だったんですけど、当時から向上心が強くて、芝居も人間的にも大好きなので。今回は違った公輝が見られていいなって思ってます。
――最終回に向けての見どころをお聞かせください。
ドラマオリジナルの展開になってきているので、原作ファンの方もまた違った形で楽しめると思います。そして“キラ対策室“の模木(佐藤二朗)、松田、相沢に注目してください！
松重さん演じる総一朗の思いというか、刑事チームは総一朗ありきで動いてきたと思うので、そこを最終回で見せられればいいなと思います。相沢は刑事らしい、男・相沢を見せられるのではないかなと思います！ ぜひ見てください！
――最後に今後どんな役に挑戦されたいかお聞かせください。
今までは犯人役が多かったので、刑事役は新鮮だったんですけど、今後は真面目に生きていて、何かに葛藤している男性とか。コメディーだったら落語家の役をやってみたいですね、お笑い好きなので。あとは医師の役に挑戦してみたいです！ ほんとにやりたいことが多いので、頑張っていきたいと思います！
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