土屋太鳳「まれ」イベントに登場『終わるのが寂しい』
NHK総合ほかで放送中の連続テレビ小説「まれ」のイベント“NHK横浜感謝祭「まれ」ファンミーティング”が横浜・赤レンガ倉庫イベント広場で行われ、ヒロインの紺谷希役の土屋太鳳、仁木高志役・渡辺大知、池畑美南役・中村ゆりか、浅井和也役・鈴木拓、矢野陶子役・柊子が登壇した。
イベントの幕開けはミュージシャンとしての顔も持つ渡辺大知がボーカルを務める「黒猫チェルシー」の演奏から。「ブルーサマー」で幕を開け、「北京ベイベー」「恋はPEACH PUNK」の3曲を、ステージ上を縦横無尽に駆け回りながら歌い上げ、観客を盛り上げた。拍手が鳴りやまない中、渡辺は「『まれ』最後まで見てね!」とアピールした。
その後、観客からの「お帰り!」との声に「ただいま!」と土屋太鳳と中村ゆりかが登場。土屋は「大好きな横浜に見守られて希ちゃんは大人になることができたので、帰ってこられてうれしいです」と声援に応えた。
司会者から印象に残っているシーンを聞かれ、土屋は中村演じる美南と参加した、おめかしして合コンに行くシーンを挙げ、「横浜編で修業や三角関係などどう演じればよいか迷うことが多かった中、お買い物するシーンが、ただただ楽しかったです」と振り返った。
中村は希が腕を痛めてけんしょう炎になり、焦がしてしまったクリームを自ら捨てるシーンを挙げ、「胸が苦しくなりました。希ちゃんのために何かしてあげたいと思いました」と語った。土屋はそのシーンは痛みを表現するために撮影に入るまでに腕を曲げて痛みを感じ続け、「痛みはうそをつくとばれてしまうので」と希の気持ちに近づこうとしたことを明かした。
その後、今度は作中に登場する“little voice”が登場。渡辺が高志として「希空~まれぞら~」「涙のふたり」を披露。続く「また会おう」で、ステージ袖にいた土屋が思わずステージに出てきて、中村もそれに続く。3人と会場が一体となって「また会おう」を合唱。
その後、鈴木拓、柊子も登壇。柊子の性格が陶子と違いほんわかしたものであることをなどを鈴木が明かし、土屋も「常に体調を気遣ってくれたり、本当に優しいです」と語った。対して鈴木の性格は土屋は「このままです」と明言。鈴木は「監督が、脚本があてがき(※あらかじめ演じる役者を決めてから登場人物を描くこと)になってから、浅井の性格がどんどん悪くなっていったと言っていました。俺、性格悪くないですよね?」と周囲に理解を求め、土屋は「本当に性格は悪くないです!」と必死にフォローした。
会場で販売されてる横浜のケーキを試食したり、魔女姫Tシャツと9月16日(水)に発売になる、写真で振り返る「まれメモリアルブック」(NHKサービスセンター発行)が当たる抽選会、横浜少年少女合唱団による「希空~まれぞら~」の合唱が行われた。
土屋はイベントの最後に、「今日が終わるのがすごく寂しいです。でも寂しいと思えるのは、皆さんと心がつながっているということだと思います。『まれ』も最終週を迎えますが、もう少し見守っていただければうれしいです」と観客に感謝し、笑顔を見せた。
毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか
NHK総合ほかで放送
ザ・プレミアム「まれ~また会おうスペシャル~」
前編「僕と彼女のサマータイムブルース」
10月24日(土)夜7:00-7:54
後編「洋一郎の恋~一子からの卒業~」
10月31日(土)夜7:00-7:54
NHK BSプレミアムで放送
NHKウィークリーステラ臨時増刊
「まれ」メモリアルブック
NHKサービスセンター発行
9月16日(水)発売
1080円