「株式会社ゲオホールディングス 新戦略・新サービス発表会」が都内で行われ、'16年2月(予定)より、ハイブリッドVODサービス「ゲオチャンネル」を開始することが発表された。さらに、そのパートナーとしてエイベックス・デジタル株式会社が「ゲオチャンネル」のシステム開発及びコンテンツ調達・編成を提供することが明かされた。
同発表会では株式会社ゲオホールディングス・遠藤結蔵代表取締役社長とエイベックス・グループ・ホールディングス株式会社・千葉龍平代表取締役副社長CSOが登壇し、GEOの新戦略を提示した。
「ゲオチャンネル」は映画、ドラマ、アニメ、音楽など多彩な12ジャンル約8万作品が月額590円ですべて見放題のハイブリッドVODサービスで、これまでGEOが提供していた「リアルショップ」「宅配レンタル」に加え三つ目の選択肢として誕生し、日本初の“リアル×デジタル”というGEOならではのハイブリッド映像体験が実現する。
トークセッションでは、キャイ~ン・天野ひろゆき、千秋、メディアコンサルタント・境治氏が登場。
「ゲオチャンネル」について天野は、「店舗行く手間がなくても見られるのがすごい! でも一方でパッケージとかを見たければ店舗にいけばいいし、その両方を選べるのがいいですね。あと、店舗だと同じシリーズ作品を同じペースで見てる人がいたりするとなかなか借りられなくて『いつ返ってくるのかな~』ってなるので、それがいらないのが良いです。(アダルトについては)いいですねー」と期待を寄せた。
千秋も「同じものを何回も見られるのと、お片付けがいらないのがいいと思いました。買えば買うほど家が狭くなるし、子供とかは同じものを何回も見たがるから。特に視聴履歴が残るのも便利ですね。『こんなに見たんだ!』ってあとから思えるのがうれしいし、ちゃんと記録されると見たのを忘れちゃって同じものを何回も借りてきちゃうこともないですしね」と主婦ならではの感想を。
未来の映像ライフについて、境氏は「映像を見ること自体が多様化し自由になっていて、作る側から見てもいろんな作り方が生まれてきて面白くなると思います。放送と配信が混在してる時代だけど、それをぜひ前向きにとらえて、例えば逆に共同して新しいことにチャレンジしていける時代になればいいと思います」と分析。
最後に天野は「こういう配信サービスがテレビと共存していければいいと思います。あとは、ぜひゲオチャンネル限定の何かを作りたいです! 役者としてでもいいですね(笑)」と希望を語ると、千秋から「テレビでもパソコンでもスマホでも、いろんなもので場所を選ばずに見られるようになっているのはすごくいいことだと思います。あと天野くんの作品に出たいです。3番手以内に入れたらいいかな(笑)」と出演交渉が行われた。
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